2022年マイベストソング
12月中旬に差し掛かり、もうそろそろ2022年も終わろうという頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか?(投稿してる頃にはもう2023年になってる…)
私はと言うもののsilent最終回を目前に控えしくしくと泣くことしかできなくなったただの屍にございます…。silent一生おわらないでくれとさえ願っております。(何度も言うけどかきはじめたころは12月だったの…)
私はいつも音楽とともにあります。なにをするにもどこへ行くへも常に音楽とともにありますし、いつも最高の音楽を探し続けています。
なんでそんなに音楽が好きなのかと問われると返答に困ってしまうのですが、私は常に人生のオールタイムベストとなる楽曲を探し、生きています。
そんな私の2022年ベストソングを発表したく思います!
誰も興味ないと思うけど、私にとっての2022年はK-POPとの出会いの1年でした。
もちろん少女時代とかKARAとかかなり世代ではあるし曲も好きなんですけど、そこまでハマらなかったというか。2年くらい前から母がBTSにドはまりしているのを見てジャニオタの私は「K-POPはBTSくらいしか関わる機会無いだろうな」と思っていました。
(BTSに関しては去年のベストソングにも上げていたくらいなので好きな楽曲は多いです)
それなのに…とあるK-POPアイドルとの出会いからコロコロとK-POP沼へと頭まで使ってしまうことになるのでした…
なので恐らくK-POP多め、J-POPもそこそこという感じのラインナップになっております。まだ見ぬ素敵な楽曲との出会いにつながってほしい!
ここから発表する数曲はランキングではないため順不同です。
基本的には2022年リリース、2021年リリースで今年出会った曲とかも入ってます(ルールがばいのは許して)
発表は特にリリース順とかでもないため本当に思いついた順に発表してます。
どの楽曲も私にとってのベストソングです、では発表!
1「いけないBaby」 eill
昨年のベストソングにも選出したeillの1/19にリリースした楽曲。
eillは歌声のハスキーさも相まってやはりこういったミディアムバラードがよく似合う…
失うことを恐れて、自分の気持ちを伝えられない。叶うことのない恋に打ちひしがれる様子を歌った歌だと解釈しています。
劇場を美しく映したMVも至高。
ラストの間奏で情緒を煽るだけ煽った後の
「君とじゃなきゃいや」
そう言えなけりゃ どこにでもいるふたりのまま…
こう歌ってふっと終わる余韻もすべてが美しいです。
幸せになれるのならだれでもいいわけじゃない、君じゃなきゃダメなんだって。人ってそうなかなか言い切れないものだと思います。
でも本当はそうでなければ意味がないんですよね。
そう言い切れない自分の恋愛も、どこにでもいる二人なんだなと思い知りました。
それが良いとか悪いとかはさておき。
好きだったけど結ばれることのなかった、儚いすべての恋のテーマソングであると提唱したい、そんな1曲です。
2021年リリースの「片っぽ」に続く至高のミディアムバラードです。
2「ELEVEN」 IVE
はい、もう本当にありがとうございます。
出会いはおそらくYou TebeかTik Tokかと思います。
「ショート動画でよく流れてくる変な音がするこの曲なに?」というのが出会いだったかなと思います。
変な音というのはもちろんいい意味で。曲の中に出てくる変な音オタクなんですよね…
だからこそレイちゃんのサビ前のパートが耳から離れなかったです。
そうしてMVを初めて見た時の衝撃たるや…!
なにこのありえんくらい可愛い女の子たちしかいないグループは!?と本当に衝撃的でした。そうしてセンターに立っているチャン・ウォニョンさんと出会ってしまうわけです。
今まで女性のアイドルを推したことが無かった(Perfumeはアイドルにカウントしてません)ので、こんなに可愛くてこんなにもセンターが似合う人を見たことがなかったです。
直感的に彼女は西畑大吾に似ているとそう思いました。
にょんの話は長くなりそうなのでまた今度します。
K-POPを聞いていって後に分かったことですが、それまでのK-POPはいわゆる「ガルクラ」というジャンルの楽曲で溢れていました。
そんなK-POP界にさっそうと現れた期待の新人IVEのデビューシングルがアラビアンテイスト…!画一的だったK-POP界に新たな波を巻き起こしたことは間違いないと思います!この曲が楽曲として優れているのは、「キャッチ―かつ複雑」これを体現しているからでしょう。
私が好きな楽曲の基準として「誰もが口ずさんでしまうキャッチ―さと、単純すぎない複雑さ」が同居していることが重要です。
本曲はまさにサビ前の一度テンポがダウンするあのパートが楽曲をより複雑に、サビの覚えやすいキャッチ―さ…こんなにも体現している曲にはなかなか出会えません。
デビュー曲としてこれ以上ないほどに大衆の印象に残る、私にとっても運命みたいな楽曲です。
3「Feel My Rhythm」 Red Velved
こちらもK-POPからFMRです!
この曲はもう完璧としか言いようがない。先ほど紹介したIVEはデビューしたばかりの新人なのに対して、Red Velvedは契約更新も終えているベテランアイドルです。
彼女たちがさまざまな楽曲で見せてきた、独特の世界観というのが光る本作。
曲単体でも良し、MVの美しさも格別、衣装も美しい、ダンスも素晴らしい。加えて当たり前に本人たちのビジュももれなく良い。
本当になにをとっても高級食材すぎて、おいしくないわけがないそんな1曲。
なにが素晴らしいのかと問われれば曲に使用されているサンプリングという技法にあると思います。
サンプリングとは過去の曲や音源の一部を使用し、再構築し新たな楽曲を生み出す表現技法のことを指します。
母の影響で幼少期からsweet boxを聞いていた私は、サンプリングがそもそも大好きでした。G線上のアリアをがっつりサンプリングした本作、クラシックの美しく荘厳なメロディそれでいてヒップホップらしさもしっかりと残る。FMRという楽曲にこの二つの要素がしっかりとマッチしていて心地いい。本当に天にも昇るほどの音楽体験です。
4「愛すべきべき Human Life」 アンジュルム
今年1番の大団円ソング!!
教えてくれてありがとう友人!
大団円ソングとは?
大団円ソングとは、ミュージカル映画のラストに全員で手を繋いで楽しく歌う曲あるじゃないですか、あれとかこれとか。こういうモチベーションの曲のことです。(私の中では)
大団円ソングとディストピアソングという正反対の楽曲たちを集めるのが趣味なんですけど今回は日本のアイドルアンジュルムが素晴らしい大団円ソングを発表してくれました。本当にありがとう!
複数人で歌わないと実現できない細かなパートの入れ替わりも、楽しそうな笑い声が聞こえてくるアウトロもすべて最高の大団円ソングです。
お先はまっキラだって歌詞本当に何食べたらそんな天才的なフレーズが思い浮かぶのか教えてほしいです。人生の指針にしたいくらいいいフレーズです。
いつ聞いても歌って踊り出したくなる1曲。
スタイリッシュで洗練されていて、無駄なものが一つも無い。シャープでクリアな脳内にしてくれる楽曲。
集中したいときとかに聞くんだけど結局盛り上がっちゃう。
もう何年もPerfumeのファンをやってきて、年数にすると10年以上になります。それなのに「この曲これっぽいな、あの曲に似てるな」が全然ないんですよ。いつ何をリリースされても常に最新で、過去に聞いたこと無い曲ばかり。そんな曲を創出し続ける中田ヤスタカって本当に何者なんでしょう。尊敬する音楽家の一人です。
じりじりと地を這うようなシンセベースの音は、Perfumeといえばやっぱりこれでしょと思わずうなってしまうようなお馴染みさというのも入れてくるのだから、本当に脱帽。
MVでは赤い衣装を身に纏った人形のような動きのPerfumeたちにも注目です。
こういった楽曲の時に輝くのがかしゆかだと思います。本当にドールなのではないかと思わせる説得力が彼女の表情と動きには備わっています。
そんな魅力的な3人を味わうことのできる至高の楽曲。アルバム曲もすべてよかったのですが、ここはやはりアルバムの根幹でもある本曲を選曲しました。
6「LOVE DIVE」 IVE
前述した「ELEVEN」にハマったのが大体2022年3月ごろ。待ちに待った彼女たちのカムバックは割と早く訪れました。
どんなアーティストでも漫画でもドラマでも2本目が重要、1本目は売れて当たり前ってバクマンでも言ってました。デビュー作がヒットしたことにより、2作目もより良いものでなければならないという本人たちもファンにとってもプレッシャーだった初カムバ。本当に素晴らしい楽曲でした。結果的に素晴らしいどころの騒ぎには収まらず、LOVE DIVEはIVEたちに色々な功績を運んでくれた楽曲になりました。
IVEの楽曲はデビュー作からこの後でた「After Like」も一貫して自己愛を歌っていて、彼女たちの表情から自信というのが垣間見える素晴らしいグループだし楽曲です。
あとこの曲でウォニョン、ユジン以外のメンバーにもかなり注目が集まった楽曲でもあると思います。そういった意味でもIVEにとてもいい作用を巻き起こした1曲です。
本曲は本当に展開が目まぐるしく、サビがどこなのか探していたらいつの間にか終わります。本当に楽曲尺が短いのもそうなんですが、本当に一瞬です。
静かに始まったイントロからAメロ、サビ前ではぐっとトーンダウンして一気に洋楽っぽくなります。そしてほぼウーウーしか言っていないサビ。
歌詞ももちろん大切ですが、メロディーの強さというのを感じた1曲でした。
メンバーたちの個性も、スタイリングのMVの世界観もすべて可愛くてファビュラスで最高!
叶うなら、ハイツインテールのウォニョンちゃんを音楽番組で見たかったです…!
ちなみにLOVE DIVEカップリングの「ROYAL」もつよつよの女になれる呪文みたいな曲なのでぜひ…!
7「grace」 藤井風
もうね、すんごいのヒーリング効果が。
これ聞いていると自分がくよくよしていることも全部消えちゃうような、いや風になっちゃうようなそんな気分になれる。
別にキラキラとした音は入っていないのに、この曲はキラキラと輝いて聞こえる。
くすんだ世界が少しだけぱっと明るくなる、元気になるとかいうわけじゃないんだけどもすべてを肯定してくれるような、そんな曲。
藤井風の優しく包み込むような歌声も、風が優しく頬を撫でるようなインストも、そのすべてに抱きしめられているような感覚になって溶けちゃいそうになる…
これは言葉で表現するよりとりあえず感じてほしい1曲。
8「Emerald」 なにわ男子
ここでようやくジャニーズソング…全然ジャニーズ聞いてないのがバレてしまう…
この曲は視聴で聞いたのと結構違う印象を抱いて、コンサートで聞いて感動したのでリストインしました。
楽曲としてとても優れているかと言われると正直微妙。歌詞はよくあるラブソングともファンとの思い出、約束ソングとも受け取れるジャニーズではあるあるな楽曲です。
だから視聴でこの曲を聞いた時はまたこういうよくある感じねと斜に構えていたんですが、落ちサビの西畑大吾さんの歌声にやられてしまった。結局。
涙になるその手前で 僕の笑顔 君に届け
暗闇でも見つけられる 星になるから 約束だ
ここでおめおめと泣いた。
こういう曲調、荘厳っぽいストリングス!ハープの音色が美しい!踊らずマイク1本しっとり歌のみ!ファンとアイドルだけの空間、これ絶対ラストで歌うやつ!みたいな曲ってジャニーズに続く伝統文化だと思うんですよ。ジャニーズ以外の男性アイドル推したこと無いからわかんないけど、こういう楽曲を恥ずかしげもなく歌えてそれに感動できるのってジャニーズならではだなって。
ファンの手を握って離さないよと優しく語りかけてくるようなこの曲がとても大好きです。
なにわ男子さんデビュー1周年おめでとうございます。
9「マスカラ-Emotional Afrobeats Remix-」
「PARTY PEAPLE」
SixTONES – マスカラ -Emotional Afrobeats Remix- VJ Movie - YouTube
SixTONES – PARTY PEOPLE - YouTube
ストはまとめての紹介にします。
ただ先に本当にすみません、厳密にはマスカラ自体は2021年の楽曲なのに、しかも2021年ベストにも入れたのにすみません…
でも本当に新生マスカラで最高なんですよ…
原曲は常田節が色濃く出ているもちろん最高の1曲なんですけど、リミックス大好物女はどうにもこのマスカラアレンジが好きすぎてたまらないです。
全体的に原曲の使い方うまくて最高なのですが、中でもラストのアレンジが最高です。
いったん楽曲を締めて静かになった直後始まるアウトロ、何度痺れたことか。
パリピは「夏×SixTONES」これが楽しくないわけがない。
そういう曲、令和によみがえるイケない太陽、みんなもうすきでしょう???
この夏のテーマソング、めっちゃ聞いた、良すぎ、以上。
10「新世界」 ウタ
【Ado】新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED) - YouTube
ワンピースの映画も見ていないしなんならワンピースは空島まで読んで挫折しておりますが、ここは中田ヤスタカのオタクとして言わせてください。
「中田ヤスタカの才能底なし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キャッチ―なメロディー作らせたらもう国内では右に出る人いないと思ってます。
本当にその才能にひれ伏しました、一生ついていきます。
どうかまたジャニーズに楽曲提供してください、お願いします。
11「Attention」
「Hype Boy」 New Jeans
ここ数年韓国芸能事務所であるHYBEはまさにバブルそのもので景気が良すぎる。BTSを筆頭にボーイズもガールズもHYBEの独特の世界観を持ったグループが多く生まれた1年で、第四世代と呼ばれるIVE、LE SSERAFIM、NMIXX、Kep1erこれでもう第四世代は出そろったであろうと思われたその頃彗星のごとく現れた謎多きグループみたいな印象でした、初めは・・・ 蓋を開けてみれば第四世代でもたちまち本国人気を我が物にしたのがNew Jeansでしょう。
デビュー曲である本曲は彼女たちのスタイリング、曲、MVすべてから漂ってくる「JKの放課後を覗き見ているかのような感覚」が本当に魅力的です。
ずっとさわやかで眩くて汚れているところなんて一つも無くて、誰にでも分け隔てなく接するクラスの人気者New Jeans…
今年1番ダンスチャレンジされたであろう「Hype Boy」はメンバー同士で向き合ったり、顔を見合わせたりと誰かと一緒に踊ると言う事にも非常に長けた振り付け。
太陽を一身に浴びてのびのびと踊る開放的なMVが印象的で何度も見てしまいます。
ここまで書いておいて今更消したりしませんが新曲「Ditto」が優勝です。
あれに勝るものはありません…
12「Subtitle」 Official髭男dism
Official髭男dism - Subtitle [Official Video] - YouTube
髭男って引き出し多すぎてびっくりする…。底抜けに明るい曲もどバラードもミディアムバラードも全部良いんだもの…毎回新しくて本当に驚かされてしまう。
髭男の曲で「Rowan」って曲があるんですけど、それも本曲に似ていてミディアムバラードっぽいんですよね…髭男はミディアムバラードこそ良いです…
ドラマの大ヒットに伴い、曲も大ヒットしましたが本当に主題歌が優勝すぎた。
主題歌としての役割をこんなに全うしている曲は他にないです。
曲がかかっただけで泣さらに泣けるというのもそうですし、どこの歌詞を取ってもドラマの様々なシーンが思い浮かぶ、これこそ主題歌のあるべき姿だと思います。
曲が先行しすぎてもいけないし、主題歌の印象がうすくなりすぎてもいけないし、難しい距離感だと思いますが絶妙にドラマと主題歌の相性が良すぎました。
「言葉はまるで雪の結晶」
このフレーズから始まるサビ本当に素敵な歌詞のオンパレードなんですけど、ドラマを見ているとまた違った景色が見えてくる歌詞になるの本当にすごい、すごすぎる。
ドラマも主題歌も大成功。非の打ち所のない曲です!
番外編1
「アニメ チェンソーマン楽曲大賞」
毎週神曲EDを更新してきたアニメ チェンソーマンの個人的お気に入り曲を発表します
2022年ベストソング入りは間違いないのですが、細かく紹介するのめんどくさくなったので一気にまとめておく。
「KICK BACK」 米津玄師
言わずもがな。
「CHAINSAW BLOOD」 Vaundy
かなりチェンソーマンっぽい曲(当たり前)
「ちゅ、多様性。」 ano
相対性理論みのあるげろちゅーソングで天才
「DOGLAMD」 PEOPLE1
一番好きだった、疾走感最高。
番外編2
「その他 今年のベストソング」
「恋風邪に乗せて」 Vaund
イントロで心つかまれる
「28Reasons」 SEULGI
ただただスルギかっこいいの感情になる…
「Nxde」 (G)I-DLE
つよつよの女になれるやつ
「わたし」SixTONES
静かなるスト、サビ前の無音がたまらない
慎太郎とジェシーのダンスバトル曲
「Dawn」SixTONES
アルバム曲で一番好きだけど本当にコンサートの演出納得いかないから許してない
「Shut Down」BLACK PINK
ガチかっこいい女たち
「堕天」Creepy Nuts
ラップとポップスの架け橋、絶妙
「CASE143」Stray Kids
中毒性ある、ジャニーズ好きな人絶対好き
「Generation」tripleS
サビの中毒性やばい、気づいたら口ずさんでる
おわりに
2022年も本当に最高の楽曲に恵まれた1年になりました!
2023年もK-POPはますます盛り上がるでしょうし、各グループのカムバが今から楽しみ!SixTONESのアルバムも発売になりますし注目の楽曲だらけです。
今年も色んな歌に救われて、日々の生活に彩りを与えてくれました、本当にありがとう!
今回上げた曲は基本的にほとんどがYoutubeでMVが上がっていて見れる・聞ける曲なので気になったら聞いてみてほしいです本当に…!
個性豊かで素敵な楽曲に来年も出会えますように!!