2023年ベストソング20選

2023年ベストソング20選

 

2022年も1年お疲れ様でした!

 

友人と1年間のベスト10を発表しあう企画も早2年目突入で、順調に恒例化していて非常に嬉しい限りなのですが、それとは別にそこでは紹介しきれなかった残り10曲も合わせて選曲理由、一番好きなフレーズとともにお届けしたいと思います!

 

ベストソング10選

 

1.I AM (IVE)

youtu.be

私の2023年のイメソン2曲のうちの1曲です。

IVE初の正規アルバムのリード曲であり、新たなIVEの挑戦を表す決意の1曲であると私は考えます。高級感があってラグジュアリーでメンバーの一人ひとりがハイブランドであることをまざまざと見せつけてくる楽曲とMV。IVEらしいロイヤルさは失わず、曲のラストへ向けて高まるカタルシス…たまりません。曲のラストの展開はまさに浄化、自分のちっぽけな悩みがふっと真っ白になって消えてしまうかのような錯覚も覚えます。こうして自分ごと浄化することによって次への一歩を踏み出せるという新たな人生応援歌の誕生。

 

넌 너의 길로 난 나의 길로 음(君は君の道へ 私は私の道へ)

 

このフレーズ、ウォニョンちゃんの歌う歌詞でかなり好きになりました。私たちのそれぞれの道の先にIVEがいる…

レイちゃん不在の5人で奮闘する姿もかなり胸を打たれました。MMAでの受賞コメント今見てもやっぱり泣けます。IVEってやっぱり最高なんだと実感させられました。

 

2.こっから(SixTONES 

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上記で挙げた私の2023年を象徴する楽曲のうちの1曲です。

我が推し森本慎太郎くん主演ドラマである「だが、情熱はある」の主題歌であり、SixTONES新章幕開けの狼煙を上げる1曲になりました。

彼らの音楽人生、まだまだこっからだってこの曲を聞くといつも思える、ドラマの中の二人も【こっから】だったし、スト的にも【こっから】

事務所内外問わず多くのボーイズグループが溢れている中で、やはり彼らの魅力は音楽で、自分たちの好きな届けたい音楽をこちらに全力で届けてくれる。全員がこの曲をいいと思って届けてるんだなと自身の溢れる姿にどこまでもついていきたくなります。

贔屓目なしにいつ聞いてもいい曲だし、いつだって初心に戻れる、SixTONESまだまだこっからいけるぞどこまでも!!!!

 

「見てみたいこっから燃える未来」



3.Rising(TripleS)

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私の中では革命でした、こんなにいいメロディーの楽曲でそれだけでは飽き足らず歌詞まで最高だなんて…こんな贅沢なことがあってもいいんですか???

いまだに信じられないし、セクゾのライネクを聞いた時くらいの衝撃でした。

MVも歌詞も舞台上を夢見る少女たちの努力と葛藤とそれでも夢を追い続ける姿が見られます。「私たちはまだ見るよ、早く着いてこないと置いて行っちゃうよ!」みたいなそんなパワフルなメッセージを受け取ることができるんですよね。

夢見る少女たちの決意っていうのはいつ聞いたって美しくて儚いものです、その先に成功か失敗かどちらが待っていてもこの決意の時は今しか訪れません。絶対に忘れたくない1曲になりました。

 

「Just 꿈에서 본 내 모습 Dejavu 고통이 지나고 달라진 Make It Move」

(まるで夢のような現実の中で 強くなるよ 壁は夢をかなえるために)

 

4.Sugarcoat(NATTY) 

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この曲は今年デビューした新進気鋭の新人ガールズグループのKISS OF LIFEのメンバーであるNATTYちゃんのソロ曲です。デビュー曲と同時に全員のソロ曲が公開されています。そもそもこのグループのデビュー曲である「Shhh」も最高にかっこよくて大好きな楽曲なのですが、グループのYoutubeチャンネルからこの曲を見つけたときの衝撃たるや…2023年Apple Musicで私が一番聞いた曲です。おそらく2000年代のR&Bとジャンル付けできるかなと思うんですが、大好物過ぎて一生聞いていられます。

それにこの曲のタイトルであるSugarcoatには本心や現実を覆い隠して/取り繕ってよく見せるという意味があるそうです。語源としては苦いものでも砂糖でコーティングすれば食べやすいことから由来するそう…おしゃれなタイトル…。

どこか懐かしさを感じるメロディーの中にNATTYちゃんの芯のある繊細な声と重なるコーラス具合が相まってすべてが完璧なバランスで構成されている楽曲。絶対に聞いてほしい1曲!

 

「난 올라 좀 더 높이 누구보다 빛날 테니 」

(もっと上へ昇っていく 誰よりも輝くから)

 

5.Seven(Jung Kook) 

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BTSからジョングクのソロ曲がランクインです!グクのソロ曲は正直どれも良くて選ぶのが大変だったんですが、MVも大好きなこの曲に決定いたしました。

カウント取ったり曜日を数えたりする歌詞が入ってる曲って好きなんですよね・・・なのでサビを聞いた瞬間に「これだー!!!!」と大声を上げて喜んでしまいました、彼の甘い声に乗せて「月〜日曜日まで毎日、毎晩君を愛するよ」なんて、そんな大胆な・・・!って感じだったんですが、楽曲もMVも全然いやらしくなくてさわやかすぎてびっくりしました。そして最近は女性ラッパーとのコラボが熱いですね、女性ラッパーの声が曲中に混ざるとスパイスになってその曲が一味も二味も変わって、何度聞いても味がします。

世界のBTSジョングクに追いかけまわされてうんざりって顔するハン・ソヒの表情が最高です。

私的MVでの最高ポイントは土曜日のシーンでジョングクが棺桶に入っていてお葬式のシーン(ラップあたりですね)各々悲しんでいる所で最後ジョングクが棺桶から出てきて、彼女の呆れ顔、愉快そうに歌うジョングクこの流れすべてが最高です・・・推しコンビで見たいシーンナンバーワンに選ばれました。

 

「Show you what devotion is Deeper than the ocean is」

(尽くすってそういうことだよ 海よりも深いんだ)

 

6.青のすみか(キタニタツヤ) 

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夏を想起させる曲は多くあれど、その多くは明るくてキラキラしたまぶしすぎる日差しに目を細めるような、それすらも心地よく感じるような夏のはず。

青のすみかは、私たちがのぞき見していた五条悟と夏油傑の鬱屈としたあの夏そのもので、目をそらしたくなるような現実そのもの。なんでこんなにさわやかなタイトルで、さわやかな曲調のいかにも青春アニメOPみたいな曲に、情緒かき乱され続けなければならないのか???こんな予定じゃなかったんですけど・・・。

夏って短命だし、二人の青春も短命で、彼らの中の正義や大義もまた短命であった。

若いころって周りの大人とか、環境に自分の思考が左右されがちじゃないですか。あの時五条は夏油に影響を受けたことで変化し、夏油もまた五条という手の届かない最強への諦念・仲間の死それらを経て変わっただけのこと。学生時代にはよくあることなはずなのに、現代の五条を作り上げた根底に夏油がいることがまぎれもない事実だって突きつけられてる気がしてつらい。二人でいればできないことなんてなかったのに。

 

曲の感想じゃなくなってるけど、一つボタンを掛け違えただけでこうも運命って変わってしまうんだねっていうそういう歌です。(違います)

 

「無限に膨張する銀河の星の粒のように 指の隙間を零れた」

 

7.「名前は片想い」(indigo la end

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めっちゃ悪い書き方すると「川谷絵音サウンドと歌詞を聞いて感傷に浸る年頃はもうとうの昔に過ぎ去った」と思っていたのですが、なにもかもがぶっ刺さってしまいました。完敗です。邦ロックと呼ばれるような楽曲をあまり聞かなくなってからめっきりと耳にする機会が減っていた川谷絵音サウンドだったのですが、こういった切な明るい楽曲は美しくて本当にきれいです。歌詞がきちんと私たちを刺してくるから胸が本当に苦しいんですよね。

「問題ない関係で悩んだりしないから」とか「正しさの矛たまに痛いよ」とかとか・・・

歌詞とMVからおそらく女の子を好きになった女の子のお話で、二人の片思いは成就したかのように思えたのですが・・・って感じの内容なのでもうそういった歌詞がぐさぐさと私たちを殴ってくるわけです。

好き合う人間が二人いるってだけで奇跡だねってそんなの当たり前だけど、でもそれだけじゃ現代では生きていくのが難しいよって切なくも歌う歌。

恋人ともパートナーとも定義づけできない、あいまいな関係の名前は片想いってもう・・・天才???日本語の麗しさたるやって感じの一曲ですね、日本でしか作れない一曲だと思います。

「私らしく生きるより あなたらしく生きてほしいから」

 

8.「WINTER WITHOUT YOU」(XG 

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冬の女王はDitto、冬の王様はSubtitleで決まりだ!と思っていたのですが、猛追する勢いでこの曲が2023年末にリリースされました。

「~without you」ってタイトル大体切ないって相場が決まってるんですよ!と思ってXGほぼ初見でしたがMV見て仰天。

XGってもっとド派手で、いかついかっこいい女子の集まりだと思っていたのでまさかこんなにも繊細なバラードでこの冬に君臨しようだなんて・・・!最高すぎ・・・!

メロディーももちろん切なくて胸がぎゅっとなるんですが、何よりもコーラスの重なりが大変美しいこの曲。

そして忘れてはいけないのがラップの存在、癖は極力抑えて、声の個性で勝負するバラードにマッチしているラップも素晴らしい。触れたら溶けてしまう雪の結晶のように繊細な歌声たちが重なり合い、芯のあるラップパートとのギャップでしっかりと曲全体をただのきれいでありきたりなバラードでは終わらせません。

何度聞いても癖になる、来年の冬もまた聞きたくなるそんな一曲。

 

「So won't you say that you'll be home for Christmas」

(何事もなかったかのように クリスマスにばったりまた会いたい)



9.「F.A.F.O」(@onefive)

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正直ノーマークのガールズグループでした・・・良すぎて人にはあんまり教えたくない感じの好き曲です。なんて言っても私の大好きな☆Taku Takahashi(m-flo)がプロデュースしたガールズグループ楽曲ですからね、聞く前からいいに決まってると期待大でした。

この曲が11月末ごろYoutubeにアップされていて、チェックしたのは12月に入ってからでした。もう楽曲大賞選出曲もあらかた出そろった頃かな、なんて思っていた矢先に見つけたこの曲、もうほかの曲を押しのけてもトップ10入りです。

J-popともK-popとも一線を画した楽曲、これはもう国内では数少ない人しか作れないと思っていてそのうちの一人がこの☆Takuというクリエイターだと思っています。

かわいさとキャッチーさとたまに入る効果音のギミックがリズミカルで大変気持ちがいいですし、サビ前から盛り上がっていくバックのトラックが、嫌でもm-flo節を期待してしまいます。お願いだから自軍にも楽曲提供お願いいたします・・・!

ちなみにF.A.F.O.はFxxk Around and Find Outの略で「バカなことを調子にのってると痛い目にあうよ」っていうことわざっぽい意味があります。とご本人がインスタで仰っていました。タイトルまでセンスの塊~~~~最近こういうイディオムの略語?をタイトルにするの流行ってるのかな、ASAPとかETAとか。

 

「面倒臭い理想に 付き合う時間はない」

 

10.「小悪魔[baddie]」(CLAW-me)

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私が下半期狂ったようにハマっていたオーディション番組である日プ女子のコンセプト評価でのオリジナル楽曲の中の一曲です。コンセプト評価並びにファイナル評価の楽曲はかなりクオリティが高くてどの曲も大好きなのですが、やはり推しの須谷緩(すたに ゆらら)ちゃんの声が乗っているこの曲は特別です。楽曲とダンスの素敵さもありますが正直思い出補正的な部分もかなり強いですすみません・・・

ただゆららちゃんがチッケムのコメント欄にて自身で語っていたように、曲調やダンスはキューティーでセクシーをイメージしているんですが、歌詞が練習生の心境と重なる部分があり結果的に深読みしすぎて結果泣いちゃう曲です。

 

これが唯一のオリジナル曲にならないように、また絶対ゆららちゃんの声が乗った曲が出るように、祈りもこめてベストソングに入れさせてください。

センターにいる黒髪ボブがゆららちゃんです、見たことない人は絶対に見て!!!!!!!

 

「夢への一歩 掴みたい I want to grab it」

ということでここまでが2023年ベストソングトップ10(順不同)でした!

そしてここからはトップ10には入れられなかったけれど、今年のベストソングたちを短いコメントと一緒に紹介させてもらえればと思います!

 

11.「人人人」(SixTONES

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https://youtu.be/kbIbp2fUVzA?si=b8J4gEx6EZ20pnv_

ステージに立つ人間の苦悩を描いた歌詞は彼らみたいな人間が歌うからより映える。弱さなんて知らずに突き進んでいるように見える人間ほど、弱さを歌っていてほしい。

ラップリレーという彼らの得意ジャンルをまた一つ見つけた1曲。正直オリジナルよりもこのPLAYLIST企画での生バンド音源の方が好み。ラスサビの三連符ドラムがあるのとないのとじゃあ音源の仕上がり段違いすぎるし、京本さんの歌唱パートはこっちの音源の方が好みです、ライブの方が最高なのはSixTONESだけ!本当に最高です、ありがとうございます。

 

12.「Fighting」(BSS

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https://youtu.be/mBXBOLG06Wc?si=odaWnS-IKRUT9zYa

労働の前に聞くと「いっちょやったりますか~~~!」となれる一曲。

まじでセブチもブソクスンもまじの無知でLOVEDIVEを楽しく踊ってる人がいることは知ってる・・・くらいの知識だけどまじで今年たくさん励ましていただいた、本当に明るく頑張れる曲、後に出てくる藤井風とはまったく反対の正統派応援歌。ジョングクのSevenといい、今年は女性ラッパーとのコラボが熱い。ヨンジちゃんはいつも最高で困る。

 

13.「Start Over!」(櫻坂46)

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https://youtu.be/YJRFD1AdaUE?si=dqBH7nvKiX8sJ5iX

グループのあり方とか歌詞とかには全然肯定的じゃないけど、曲が良すぎる。

MVのサムネに惹かれて聞いてみて正解だった、踊ってるとこ見たらやっぱりああいうパフォーマンスは苦手だったからそっと閉じたけど、でもやっぱり曲の良さには勝てない。

ドラマチックな展開、メロディーが多くて特にピアノのフレーズは本当にずっと劇的。

ポップスの皮をかぶった歌劇すぎるよ・・・。

 

14.「Roller Coaster」(NMIXX)

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https://youtu.be/fqBAzCH4-9g?si=XUP5CZysYAGq2Knx

ようやく大衆向け曲を歌わせてもらえてNMIXX、今までコア過ぎてオタクしかついていけないでしょみたいな攻めに攻めた曲が多い印象でしたが今回はさわやかポップ夏ソング。しゅわしゅわした感じの夏曲って本当にかわいい。ローラーコースターに乗ってる振付が可愛すぎるのなんのって。熱すぎる夏に心地よい清涼感を与えてくれる曲。

 

15.「Cool With You」(New Jeans)

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https://youtu.be/kKsivrgoyDw?si=MxgqB1cca8Ncno7O

ひとつ前のRoller Coasterが清涼感だとしたらこっちは冷却とか納涼って感じ。

タイトルの通りクールな楽曲ではあるんだけど、聞いてると冷える。涼やかな感じがするな〜ではなくもうすっと血の気が引いていくような感じ。それなのに曲の内部にはとても熱いものを感じるというか、言語化はむずかしいんですけど青い炎程熱いとか頭はクール、心はホットみたいなそういうことです。

 

16.「Poppin’ Hoppin’ Lovin’」(なにわ男子)

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https://youtu.be/8KXbNShp8rs?si=lvBvGGJ7_Q7Z_KLa

私の好きななにわ男子が全部ここに詰まってんの!!!!!!

期待感に満ち溢れたわくわくするイントロ、若干ヒャダインとか田中秀和っぽさのあるかわいらしい音が多用されるオケ、キャッチーで覚えやすい大衆に好まれるサビ、わかりやすさとかわいらしさをメインに据えた振付など、何をとっても私の好きななにわ男子でした。

いろいろあったけどツアーも楽しかったしね!自担の熱愛報道まじで今となっては珍事件。

 

17.「closer」(PEOPLE 1)

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https://youtu.be/ZJMv0eCDFvc?si=BlzyBQW4MQow1357

このバンドは本当に名曲が多すぎるし、ツインボーカルをうまく使いこなしすぎている。バンドって結構色があると思っていて、特徴的な音とか歌詞のイメージとかあると思うんですけど、PEOPLE1に関しては多種多様すぎて逆にPEOPLE1っぽいよねみたいなのがない。これがいいか悪いかは人それぞれのとらえ方だと思いますが私は、こんな曲の引き出しもあるの??と毎回シンプルに驚かされるのでいい点としてとらえてます。おしゃれなのに勢いがあって、噛んでも噛んでも味がする曲。

 

18.「Workin' Hard」(藤井風)

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https://youtu.be/88wHgiUAKoI?si=IGYvGY7JhqU6IjMg

一定のリズムに乗せて歌うメロディーに労働というルーティンワークみを感じてならない。MVもそういったイメージな気がするし、計算でこのリズム感ならすごいし、感覚的に音楽を作ってるんだとしたらとんでもない化け物。頑張らなくても我々はもうすでに頑張ってんだっていう脱力系応援歌。YoutubeでMVの字幕をONにすると英語歌詞部分の下部に意訳がついててそれがめっちゃ関西弁なのがかわいい、それを見るのも楽しい。

 

19.「Special Days」(feat.藤井隆&ピーナッツくん)

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https://youtu.be/p7szeP8fO38?si=RxralQ49M7JBwfI8

私は藤井隆大好き人間なんですけど、誰が藤井隆とピーナッツくんの名前が並ぶと思ったよ・・・藤井隆の声って人を明るくする気がするし、ピーナッツくんのラップもかわいくて声の相性が良すぎる。MVのアニメーションもめっちゃ可愛い。散歩してる時にめっちゃ最適なBGMだしみんなのうたとかに流れてても違和感ない癒しソングでもある。あんまり話題になってない感じしてるからみんな聞いてくれ・・・

 

20.「God of Music」(SEVENTEEN

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https://youtu.be/zSQ48zyWZrY?si=1lRyT8gubJCVrRiJ

ベスト10に入れるか最後まで超悩んだ曲。とんでもない大団円ソングが2023年に生まれてしまって困惑しています。あまりにも光属性すぎる、こんなに青空が似合う曲ある?ってくらいにはまぶしい。音楽が大好きで、自分の好きな曲を探し求めて生きてきている私からしたら人生みたいな曲。コンサートでうたわれて花道走られて、銀テープとんできたらもう死んでもいいってくらいには楽曲のパワーが強すぎる。「この世に音楽の神様がいるのなら これはその神様へのメッセージ」なんて歌詞どうやったら思いつくの?



ということで20曲選出してみました!

名曲ぞろいの2023年、年内は間に合わなかったけどまとめられて大満足。

お付き合いいただきありがとうございます、この中で少しでも興味をもって聞いていただける曲があったら嬉しいです!

2024年も絶対たくさん最高の曲に出会わせてくれ〜!!!



 

自担の熱愛報道が出て2日後のコンサート最前で入ってみた

2023年8月11日(金)公演の備忘録と友人たちへの報告用

 

皆さんは今ハマっているコンテンツを通して「初めて」の体験を覚えていますか?

今回お話しするのはジャニーズの話ですのでジャニーズを例に出すのであれば、はじめてジャニーズのコンサートという戦場に足を踏み入れた日、自分の好きなグループのデビュー発表、デビューシングルを手にした日、初めてのドーム公演etc

これらはわたしがジャニオタになってから経験した「初めて」の一例です。きっと皆さんの思い思いの初めての経験があるはずです。それらは往々にしてわくわくや楽しいがつきものだと思います。

 

でも楽しいばかりではないのがオタクというもの。素敵な経験として思い出に残る「初めて」も多々ありますが、きっとそうでないものもたくさんあるはず。

メンバーの脱退、解散、活動休止、これらに比べれば毛ほども辛くはないのでしょう。

そんな私はこの度タイトルの通り、自担の熱愛報道が出て2日という脅威のスピードでコンサートに参加したところなんと最前列でした。という事なのです。

 

私は熱愛報道が出たことに際しては特に傷つくわけでもなくという感じだったのですが、いかんせん報道の内容や掲載写真がネットのおもちゃにされてしまう感満載でいたたまれなくなってしまいました。どういった気持ちであのような恰好で出歩こうと思われたのかは本人のみぞ知るところでありますが、その思惑言動すべてが裏目に出てしまっていて悲しい。

 

ただ私はデビュー前から彼を追いかけてきて今までいろんな表情を見てきたという自負があります。アイドルなんだったら恋愛隠せよ!アイドル失格!もう顔も見たくない!という感情よりも先に「こんな報道の広まり方をして、尚もステージに立つ自担はどんな表情をしているんだろう」という興味のほうが勝ってしまったのです。

こんなチャンスは二度とは無いかもしれない!思い立ったが吉日!鉄は熱いうちに打て!その一心でチケット購入を決意!この決意までたった1日、自分が決断の早い人間で助かった。

 

制作解放でのお譲りが1枚あったためそちらを購入。基本的にコンサートは誰かと行きたいというか毎回そうしているのですが、さすがに私のエゴで入る公演に友人を付き合わせるわけにもいきません。今回は1人で粛々と参加しました。

服装も全身黒で喪に服すスタイルで臨みました。(基本的に高校生や20代前半がメインのオタク層なので、白やピンクやカラフルなお洋服で参加することが多い界隈のため喪服クソ悪目立ちしてて泣いた)

 

来る8月11日山の日に横浜にて行われたコンサート。開園前に取引相手の方と待ち合わせをし、同時入場(ランダムや番手では無く完全同行でした)。入場しチケット発券粛々と入場し、場所の確認を行うとなんとそこにあらわれた席は

 

外周最前・・・・・・・・・・・・・・・・!

 

なんでこんな時に最前引くかね私って人間は。厳密には引いたのは私ではありませんが。こちとらイカれた興味本位で自担の顔遠くからゆっくり双眼鏡で眺めてやるかという面持ちで参加してるのに、なんでこんな良い席用意してくれてんの…何?日頃の行い?日頃の行いこそ良くないだろう・・・来週は自名義で友人と地方公演参加するんだしそっちで発揮してくれれば良かったのに!!!!!

しかも一番端だったのでスタトロへと登っていく階段が真横にあるみたいな状態でした。

マジで何してくれちゃってんの・・・!?!?うれしいんだけど絶対今じゃ無くない???

お譲りしてくださった方も困惑しておりましたが、とてもいい方で一緒に楽しく見てくださいました!(中には取引以外のお話を一切されないタイプの方もいるので)

 

相手「誰担なんですか?」

私「○○です~」

相手「あっ(察し)」

私「なんで今日は弔いに来ました~」

相手「協力するんで絶対ファンサ貰いましょうね!」

私「(´;ω;`)」

 

みたいな会話もしつつ公演が開始しました。

まさかこの日が私のツアー幕開けになるなんてなんとも不思議ですが、なにはともあれ開幕しました、いやコンセプトがモールなので開店したと言うべきでしょうかね。

 

私は自担がどんな人か分かりやすく説明するならば「センターに立つべくして立つ人間」と説明します。セトリは把握済みですがほとんどの楽曲で彼は基本的にセンターを務めています。すなわち今回の座席である下手真横というのは近くに来ない限り、ましてや1曲目なんてセンターステージで歌って踊ることがほとんどなのでマジで横顔しか見えない。なんなら横一列でセンターとなるともう姿すら見えない。もちろんそれは不満ではないです、どんな席だって見えないすべての演出を不満無く見る事は不可能です。

ただそんな真正面から彼の表情を見れなかったとしても、気が付いてしまいました。今まで私が見てきたどのシーンの彼とも違うことを、オタクの妄言だと笑ってほしいのですがまあ私にはそう見えたよって話です。

 

元々やせ型で細い人ではあったんですけど、報道直後だったこともありネットであれだけ騒ぎになり、面白おかしく仕立て上げられればこうなるのもまあ頷けるかなってくらいには憔悴していたんじゃないかとおもいました。頬はほんの少しばかりこけていたしうるうると光をためていたはずの瞳にはそれは見受けられず、いつもの笑顔はどことなく目の奥は笑っていないようなそんな様子でも健気にステージに立つ姿をみました。やはりどうしようもなくその姿に焦がれるのです。本当に自担の熱愛を弔って自分の気持ちに折り合いつけるために来たはずなのに、結局また私の目は彼だけを追いかける。

 

1曲目の曲で横を向く振付があったときちょうど彼の目線の先に私がいて、私が掲げているうちわが目に入ったのであろう。少し驚いた顔の彼と目が合ってしまう。いつもオタクを見ているようで、特定の誰かひとりなんて見ていないその瞳に私のうちわが映りこんだ。その事実が私をたまらない気持ちにさせる。こんな大変な時に軽率に現場に来てしまった自分も、とんでもない席引いちゃった自分も、あっけなく彼の視界に映りこんじゃった自分も、すべての選択が正解であったと証明していた。びっくりした顔をさせられたの地味にうれしかったよ、あなたのオタクはここにいるよって。あんな暴かれ方して姿の見えない誰かの言葉にもたくさん傷ついたと思うし、前日の公演ではかなりいかれた応援もあったようだし笑

だけどそんな言葉やオタクのユニークな応援にも屈せずまたステージに立ってくれた自担に伝えたい。全員が全員失望してオタクやめたわけじゃないよ、頑張れ!って。

それを伝えにいったし、なんかその目線が合ってた数秒だけで結構満足してしまった所もある。(でもやっぱ満足できなくてそのあともしっかりファンサもらって帰った)

 

彼には彼にしかできないことがある、歌やダンス、演技もそうだし大好きだけど、私が思う一番の彼の魅力は「アイドルを演じられること」だと思う。熱愛が出てしまった以上演じられていないじゃんと言われればそれまでかもしれない。でも私が今まで見てきたステージで命を燃やして生きてくれた彼は、こんな状況でもきちんとアイドルを演じてくれて感謝しかなかった。残念だけど君はステージにしか居場所はないから、だから一度立ったステージをこんなことで降りることは許されないんだよ。そう心の中で彼を呪った、愛ほど歪んだ呪いは無いらしいからね。



リアルタイムで色々と世間を騒がせているジャニーズ事務所だけど、人間って結局自分の信じたいものを信じるようにできてる。

様々な行き交う情報を自分で見極めて、自分の”信じたい”情報のみを信じるようにできていると思う。それは被害の証拠かもしれないし、被害者の数っていうのを自分の信頼に値するエビデンスとするかもしれない。でも私はこの数年、ジャニーズが出演するコンサートや舞台を数多く見てきた、それこそJrも含めて。私は世に出回るどんな情報よりもそこで見てきたものを信じたい、自分の目に映るものがすべてではないことは分っている、だけどこのきらびやかなステージの裏に何が隠されているのかを私は知りたいとも思わない。それを逃げだのジャニオタの悪い所だのと言われればまあそれまでなのかもしれない。だけど彼らのファンくらいは彼らの努力を知っていたいし、才能を信じたいし、それを私が信じたいものを信じる理由にしたい。都合の良いジャニオタ、頭悪いねと笑われても関係なく、私は夢の中にいたい。

この夢を覚めることのない夢をまだ見ていたい。ただそれだけなのだ。

自担の熱愛のことなんてどうせすぐに消え去る話題だし、どうせ私はまだ彼のオタクだし。そんな短期間じゃ変わらないこともあれば、たった一瞬で人を変革することもある。それを学ぶことができた自担の熱愛騒動直後のコンサートでした。(自担の熱愛で得る学びってなに??????)

 

次回予告:この翌週静岡公演でまたまた上手最前を引く…無限最前列編スタート!(事実だけどブログには書かない予定)

 

追記:グループ内で新たな熱愛が出ましたが、こんなブログを書いている人間もいるくらいなので、熱愛抜かれた奴の面を拝んでやるぜと強気に生きてほしいですね。

西畑大吾1万字インタビュー後の世界から愛をこめて

 

西畑大吾1万字インタビュー後の世界から愛をこめて

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7月28日にデビュー発表したあの公演で運よく歴史的場面に居合わせた私は、MCで発表した興奮もつかの間にジャニーズメドレー始まったくらいで「私、西畑大吾くんの1万字インタビューをいつか読むことになるんだな」なんてぼんやりと考えていたことを思い出します。

なにわ男子の1万字インタビューの企画が始まってから、どうせ西畑くんのインタビューは一番最後なんだろうなと思っていたらまさにでびっくりしました。表紙はストだし通常もちっこい両方購入しました…。記念だよねこういうのは!(慎太郎の時も2種どっちも買った)何用ってわけじゃないけど本当に記念だよ、記念。

2022年はデビューコンに2回も入れたしかなり満足いく現場だったし楽しかった。でも確実に彼がジュニアだった頃よりも熱心に西畑大吾くんを追いかけているかと言われれば答えはノーでした。私はつくづくなにわ男子にいる西畑大吾じゃなくて西畑大吾という人間そのものが好きなんだろうなって良くも悪くも気づかされる数年でした。

なにわ男子がジュニアだった頃は単独コンサートでも合同コンサートでも先輩の曲をやることがメインだったし、セトリ入りする曲が好きだったしなんならジュニア時代のオリジナル曲も好きなものが多かったからまだ楽しめた。

でもデビュー後のなにわ男子のオリジナル曲はターゲット層が若すぎて全然刺さらないし、薄っぺらい歌詞にあんスタのアイドルが歌ってそうなメロディーの曲に厚みのない歌声どれもこれも私の好みからは到底遠い所にありました。

音楽が好きで、音楽に一切妥協できない私が聞くのが苦痛な曲たちを否が応でも聞くことになるなにわ男子の現場に足を運ぶのは、他でもない「西畑大吾がそこでアイドルをして、生きているから」だった。

まあ行ったら行ったで結局楽しいのは事実なんですけど、それでも行く前のモチベーションは本当に低い。そんなこと言っていたらそこらへんのなにふぁむにマジで怒られそうだけど…それでもやっぱり私は何を犠牲にしても彼の姿を一目見たいんだな、そのためには一切共感できない音楽も無理にでも聞くんだなと、そう思わされたデビューコンだった。

結局とても華やかで豪華でファンへの感謝にあふれる「THEジャニーズ」というような現場でとても楽しかったんですけどね!(せめてものフォロー)

 

そんな感じでなにわ男子へのモチベも西畑大吾くん自身のモチベも少し停滞気味な私でも、彼の1万字で泣けた、まんまと泣いてしまった。

 

ここからは1万字インタビューの内容を交えつつ感想を書いていこうと思います。

 

彼がジャニーズに入るまでのお話はまあいいでしょう。そうだったんだね~くらいで流して読んでました。

 

「はっすん(当時西畑くんにダンスを教えていたのは大橋くんだったそう)には申し訳ないけど、最初はイヤイヤでしたからね」

 

嵐が好きだったという母親に履歴書を送ってもらってオーディションに参加した彼は、受かる受からないよりも早く帰りたかったそう。そんな彼も数多いる先輩たちを差し置いてジャニーさんから選抜されてグループ入り、そのメンバーで番組レギュラーなんてことになれば真剣にならざるを得ない。

ここら辺の話すごく共感したというか、仕事で入社して数年で役職者になって急に責任感持たなきゃいけなくなる感じ。それを当時中学生かそこらの右も左もわからない男の子が経験しているのかと思ったらお腹痛くなる。

やっぱりあの時の西畑くんはメンバーとして選抜されたものの「ただの可愛い男の子」というポジションに過ぎなかった気がする。他のメンバーが粒ぞろいだったこともあるけど、その時はまだみんなに甘えると言うのが通用していた時。

 

Aぇ少年からなにわ皇子

このあたりもまあよく語られていることではあるんだけれどもそれも、このインタビューの中で割と楽しみにしていた部分でもある。なにきんのこと。

やっぱり知りたくもあるし、あまり赤裸々に語られすぎたらしんどいだろうなっていうすごいめんどくさい私の中ではデリケートな話題。

なにきんの話になるとさ、途端に面倒なオタクになるのそろそろ2023年は卒業したい。もう物理的になにきんが揃うことは無くなってしまうんだし…。

 

当時彼らと活動していた時期について

 

—6人でのデビューは期待していた?

「期待してた。(略)康ちゃんは歴が長く頼りがいがあって、(略)紫耀なんかもう、初めて見た時に“あ、このコ、スターだ”って思うくらいの存在感があったというか。で、廉がいて、流星もいて。このチーム強ない!?って思いましたね」

 

私たちもおんなじこと思ってたんだよ。そう思ってたの、みんな。それくらい今見てもバランスの取れたグループだったししょうれんという圧倒的なダブルセンターでかわいい担当大西畑がいて、お兄ちゃんしてくれるかねこじがいる。地盤の整ったとてもいいチームだとなんなら今でもずっと思ってます。

 

でも今になって考えてみれば、しょうれんについては関西で収まる器じゃなかったんだろうなって思う事で折り合いをつけることもできる。しょうれんは関西ジャニーズJrという小さな世界で収まる器じゃなかったし、平野紫耀はそもそもジャニーズに収まる器じゃなかったってことなんだろうね。数年間ジャニーズ事務所に所属してアイドルとして歌って踊ってドラマもバラエティにも出演して楽しませてくれたことをむしろ感謝するべきなのかもしれないと悟るしかなくなってる。まあそれはまた別の話だけどきっとしょうれんがいる地点にはきっとたどりつけない、でも彼らの後ろにいるだけじゃだめで何とかしなきゃいけないと思ったときに舞い込んできたのが朝ドラ出演という1つの起点だったのでしょう。

「自分もなにきんの力になれることが嬉しかったんですよね」と語る彼の行動原理はいつだってグループへの還元だった。

 

西畑大吾は自己犠牲の人

私は常々西畑大吾は自己犠牲の人だと思っていて、そこの点においても読めば読むほど自分ではなくなにきんやずっと隣で活動してた大西流星くん、なにわ男子のメンバー、主語が大きくなると関西ジャニーズJrやファンのために身を粉にして働いてきた人だった。

活動するにあたってここまで人のために組織のために働き続けることができるんでしょうか?彼が周りも見えなくなるほどに本当に字のごとく猪突猛進していた頃、彼は本当に輝いてた。

 

急に何?って思うかもしれないけれどあんさんぶるスターズの巴日和くんがメインストーリーの中でこう言ってます。

「底辺はみじめで、情けなくて、ちょっとでも風が吹けばきりきり舞いになる不安定な立場だろうけどそこには物語がある、最新の——等身大の物語が、青春が、ドラマが、人生があるね、きみたちにとっては、笑い話じゃないんだろうけど」

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これ聞いた時にはたとしました、私はおひいさんだったんだなって。

私にとっては関西ジャニーズJrというストーリーをただ読み進めているだけに過ぎない、でも西畑大吾にとってこれは自分の進退も、大切で愛してやまない組織をなんとかして継続させていくために自己犠牲という方法で生存戦略しているだけに過ぎない。ただ必死だったのだ。だれが西畑を先頭にと考えたのかは知らない、でもなってしまったからには彼は個人の仕事もすべては関西ジャニーズJrのためにささげてきた。

 

「無我夢中すぎて視野も狭くなってたな。僕が関西Jrを知ってもらう入り口にならなきゃって必死で。個人のお仕事をさせていただくと、クレジットに“西畑大吾(関西ジャニーズJr)”として表記してもらえるじゃないですか。(略)どう走るか、どこに向かって走るかじゃない、とにかく死に物狂いで突き進んでた時期ですね」

ジャニーズWESTのデビュー、しょうれんが東京に拠点を移したこと、金内も退所。様々なことが重なり、高校3年生で退所も考えていた西畑くん。しかしジャニーズ残留を決意した彼は齢18そこらで“大人”にならざるを得ず、大きな組織の先頭に立ち、数多の意見や批判を一身に受ける立場になる。

しかし彼は前述したように“顔が可愛い普通の男の子”なんです。顔が可愛いだけで才能なことはこの際置いておくにしても、芸能界で生きていくにはそれだけじゃ駄目なことを彼は一番わかっていたんじゃないでしょうか。だからこそ自分がセンターにふさわしくないことと、それでもセンターを任されている以上やりきらなければもっと関西Jrの成長が止まってしまうという危機感。考えただけで顔が歪みます。

 

言い方が本当に悪いのは許してほしいんですが、底辺(関西Jr)にいる西畑くんの等身大の物語(人生)を楽しんでいたんですよね、私は。ひどい話だなと思います、でもやめられない。それくらい彼の人生は豊かで語りがいがあります。彼にとっては自分の人生が誰かに消費されるコンテンツになるなんて御免かもしれませんが。

そんな私も西畑大吾くんがこのような境遇下に置かれていなかったら興味も抱いていないでしょうし。だからこそ応援しがいがあるし、大成してほしいという願いがだれよりもあったと思います。

応援する理由は人それぞれです。顔が可愛いから、歌がうまいから、何事にも一所懸命だから等々…

ただ私が西畑君を応援するのは覚悟を決めてフロントマンを演じているからだったのです。あの時の彼の仕事は自分を知って好きになってくれた人が、関西ジャニーズJrという組織を知って、自分ではない人を好きになってもらう事だということが分かってしまったから。

もっと自分を見てほしい、もっと自分のファンが増えてほしいという動機で活動する人は少なくないと思います、ましてやグループではない一介のジュニアなら尚のこと。

それでも西畑大吾と言う人は、自分は入り口になって他の子のオタクを増やして関西全体のオタクを増やすことだけに邁進していた人で…そんな人のファンになってしまった変わり者なのかもしれない。いろんな関ジュ見てきたのに、西畑君のオタクやめられなくてごめんね!!!!西畑君の思い通りにならなくてごめんね!!!!!

 

そんな西畑君の当時を聞いたインタビュアーの「孤独じゃなかった?」という質問かなりドストレートで、良い質問だなと思いました。だって誰にも頼らず一人で立ってる西畑君がいつでも脳裏に浮かぶくらい好きなので。

センターって聞いたら皆さんは何を思い浮かべますか?圧倒的な存在感やリーダーシップなにか秀でたものがあるからセンターなんだろうなってそう思うと思います。

でも西畑君は何度も言いますがすべてにおいて平均点(演技などはさておき、ステージにアイドルとして立つ上での素質の話です)同世代の平野みたいにカリスマ性があるわけでもない、東のジェシーみたいに歌がうまくて存在感抜群なわけでもない。今までの関西のセンターと比べても本人自身の癖がかなりマイルドになってはいると思います。でもその分センター西畑大吾を演じる力はものすごくあったように思います。

憑依型とはよく言ったものですが、センターを憑依させる人はなかなかいないんじゃないでしょうか。それが見ていて非常に気持ちがいいですね…。

 

おわりに

私が彼と出会って、彼を見ていく中で生まれる「西畑大吾ってこういう人で、きっとこう思っているんだろうな」というのを1ミリも違わず誌面での言葉や様々な場面での挨拶など大事な局面で思わされる。

普通は世間が思うイメージと本人とのギャップにもがき苦しむ場面が、アイドルなら誰しも生まれてもおかしくないし、特に西畑くんみたいに先頭でど真ん中に立って戦っていた人ならなおさら。彼を見てきたファンもそうでない人も「西畑大吾はこういう人」というフィルターを通して彼を見るのに、それを全て受け止めて「そうです、自分はこういう人間です」とオタクの目測と寸分違わぬ姿のアイドル西畑大吾を私たちに届けている。

それはオタクの操り人形になっているなんていう簡単な話ではなく、西畑大吾がオタクの思想を先回りして、その通りになるよう動いているのです。

でもそれって結局彼の本心ではないですよね、まさに虚像です。私はこと西畑君においてはそれでいいやって思います。私は彼の本心なんて知りたくないし、ずっと性根が分からない、つかめない人でいてほしい。

到底私には見ることのできない景色を見てきて色々な批判を一身に受け、見も心もズタボロになっていた彼の表情も忘れたくない。

今の幸せそうに笑う姿も好きだし、絶望に打ちひしがれて涙する姿もどっちも大好きです。

紅白での気合の入ったステージ最高だったよ、もう大人気グループだから来年のツアーあチケット取れないだろうなあ…

これからも西畑君の人生が素敵な出来事と思いやりある人たちで溢れることを心から祈ってます。音楽性は合わないけど西畑君のファンはまだやめられそうにありませんね。

なんなら彼が日本アカデミー賞でレッドカーペットを歩くまでは、最低限それを見るまではやめられないと思います。

手紙なんだか論文なんだかわからなくなっちゃったな。

西畑君の笑顔も苦痛に歪んだ顔もどちらも好きなので、これからのご多幸とそれなりのご不幸をお祈りいたしております。(最低)

 

かしこ

2022年マイベストソング

12月中旬に差し掛かり、もうそろそろ2022年も終わろうという頃。

皆様いかがお過ごしでしょうか?(投稿してる頃にはもう2023年になってる…)

私はと言うもののsilent最終回を目前に控えしくしくと泣くことしかできなくなったただの屍にございます…。silent一生おわらないでくれとさえ願っております。(何度も言うけどかきはじめたころは12月だったの…)

 

私はいつも音楽とともにあります。なにをするにもどこへ行くへも常に音楽とともにありますし、いつも最高の音楽を探し続けています。

なんでそんなに音楽が好きなのかと問われると返答に困ってしまうのですが、私は常に人生のオールタイムベストとなる楽曲を探し、生きています。

そんな私の2022年ベストソングを発表したく思います!

 

誰も興味ないと思うけど、私にとっての2022年はK-POPとの出会いの1年でした。

もちろん少女時代とかKARAとかかなり世代ではあるし曲も好きなんですけど、そこまでハマらなかったというか。2年くらい前から母がBTSにドはまりしているのを見てジャニオタの私は「K-POPBTSくらいしか関わる機会無いだろうな」と思っていました。

BTSに関しては去年のベストソングにも上げていたくらいなので好きな楽曲は多いです)

それなのに…とあるK-POPアイドルとの出会いからコロコロとK-POP沼へと頭まで使ってしまうことになるのでした…

なので恐らくK-POP多め、J-POPもそこそこという感じのラインナップになっております。まだ見ぬ素敵な楽曲との出会いにつながってほしい!

 

ここから発表する数曲はランキングではないため順不同です。

基本的には2022年リリース、2021年リリースで今年出会った曲とかも入ってます(ルールがばいのは許して)

発表は特にリリース順とかでもないため本当に思いついた順に発表してます。

どの楽曲も私にとってのベストソングです、では発表!

 

 

1「いけないBaby」 eill

youtu.be

 

昨年のベストソングにも選出したeillの1/19にリリースした楽曲。

eillは歌声のハスキーさも相まってやはりこういったミディアムバラードがよく似合う…

失うことを恐れて、自分の気持ちを伝えられない。叶うことのない恋に打ちひしがれる様子を歌った歌だと解釈しています。

劇場を美しく映したMVも至高。

ラストの間奏で情緒を煽るだけ煽った後の

 

「君とじゃなきゃいや」

そう言えなけりゃ どこにでもいるふたりのまま…

 

こう歌ってふっと終わる余韻もすべてが美しいです。

幸せになれるのならだれでもいいわけじゃない、君じゃなきゃダメなんだって。人ってそうなかなか言い切れないものだと思います。

でも本当はそうでなければ意味がないんですよね。

そう言い切れない自分の恋愛も、どこにでもいる二人なんだなと思い知りました。

それが良いとか悪いとかはさておき。

好きだったけど結ばれることのなかった、儚いすべての恋のテーマソングであると提唱したい、そんな1曲です。

2021年リリースの「片っぽ」に続く至高のミディアムバラードです。

 

 

2「ELEVEN」 IVE

youtu.be

はい、もう本当にありがとうございます。

出会いはおそらくYou TebeかTik Tokかと思います。

「ショート動画でよく流れてくる変な音がするこの曲なに?」というのが出会いだったかなと思います。

変な音というのはもちろんいい意味で。曲の中に出てくる変な音オタクなんですよね…

だからこそレイちゃんのサビ前のパートが耳から離れなかったです。

そうしてMVを初めて見た時の衝撃たるや…!

なにこのありえんくらい可愛い女の子たちしかいないグループは!?と本当に衝撃的でした。そうしてセンターに立っているチャン・ウォニョンさんと出会ってしまうわけです。

今まで女性のアイドルを推したことが無かった(Perfumeはアイドルにカウントしてません)ので、こんなに可愛くてこんなにもセンターが似合う人を見たことがなかったです。

直感的に彼女は西畑大吾に似ているとそう思いました。

にょんの話は長くなりそうなのでまた今度します。

 

K-POPを聞いていって後に分かったことですが、それまでのK-POPはいわゆる「ガルクラ」というジャンルの楽曲で溢れていました。

そんなK-POP界にさっそうと現れた期待の新人IVEのデビューシングルがアラビアンテイスト…!画一的だったK-POP界に新たな波を巻き起こしたことは間違いないと思います!この曲が楽曲として優れているのは、「キャッチ―かつ複雑」これを体現しているからでしょう。

私が好きな楽曲の基準として「誰もが口ずさんでしまうキャッチ―さと、単純すぎない複雑さ」が同居していることが重要です。

本曲はまさにサビ前の一度テンポがダウンするあのパートが楽曲をより複雑に、サビの覚えやすいキャッチ―さ…こんなにも体現している曲にはなかなか出会えません。

デビュー曲としてこれ以上ないほどに大衆の印象に残る、私にとっても運命みたいな楽曲です。

 

 

3「Feel My Rhythm」 Red Velved

youtu.be

 

こちらもK-POPからFMRです!

この曲はもう完璧としか言いようがない。先ほど紹介したIVEはデビューしたばかりの新人なのに対して、Red Velvedは契約更新も終えているベテランアイドルです。

彼女たちがさまざまな楽曲で見せてきた、独特の世界観というのが光る本作。

曲単体でも良し、MVの美しさも格別、衣装も美しい、ダンスも素晴らしい。加えて当たり前に本人たちのビジュももれなく良い。

本当になにをとっても高級食材すぎて、おいしくないわけがないそんな1曲。

 

なにが素晴らしいのかと問われれば曲に使用されているサンプリングという技法にあると思います。

サンプリングとは過去の曲や音源の一部を使用し、再構築し新たな楽曲を生み出す表現技法のことを指します。

母の影響で幼少期からsweet boxを聞いていた私は、サンプリングがそもそも大好きでした。G線上のアリアをがっつりサンプリングした本作、クラシックの美しく荘厳なメロディそれでいてヒップホップらしさもしっかりと残る。FMRという楽曲にこの二つの要素がしっかりとマッチしていて心地いい。本当に天にも昇るほどの音楽体験です。

 

 

4「愛すべきべき Human Life」 アンジュルム

youtu.be

 

今年1番の大団円ソング!!

教えてくれてありがとう友人!

大団円ソングとは?

大団円ソングとは、ミュージカル映画のラストに全員で手を繋いで楽しく歌う曲あるじゃないですか、あれとかこれとか。こういうモチベーションの曲のことです。(私の中では)

 

大団円ソングとディストピアソングという正反対の楽曲たちを集めるのが趣味なんですけど今回は日本のアイドルアンジュルムが素晴らしい大団円ソングを発表してくれました。本当にありがとう!

複数人で歌わないと実現できない細かなパートの入れ替わりも、楽しそうな笑い声が聞こえてくるアウトロもすべて最高の大団円ソングです。

お先はまっキラだって歌詞本当に何食べたらそんな天才的なフレーズが思い浮かぶのか教えてほしいです。人生の指針にしたいくらいいいフレーズです。

いつ聞いても歌って踊り出したくなる1曲。

 

 

5「Spinning WorldPerfume

youtu.be

 

スタイリッシュで洗練されていて、無駄なものが一つも無い。シャープでクリアな脳内にしてくれる楽曲。

集中したいときとかに聞くんだけど結局盛り上がっちゃう。

もう何年もPerfumeのファンをやってきて、年数にすると10年以上になります。それなのに「この曲これっぽいな、あの曲に似てるな」が全然ないんですよ。いつ何をリリースされても常に最新で、過去に聞いたこと無い曲ばかり。そんな曲を創出し続ける中田ヤスタカって本当に何者なんでしょう。尊敬する音楽家の一人です。

じりじりと地を這うようなシンセベースの音は、Perfumeといえばやっぱりこれでしょと思わずうなってしまうようなお馴染みさというのも入れてくるのだから、本当に脱帽。

MVでは赤い衣装を身に纏った人形のような動きのPerfumeたちにも注目です。

こういった楽曲の時に輝くのがかしゆかだと思います。本当にドールなのではないかと思わせる説得力が彼女の表情と動きには備わっています。

そんな魅力的な3人を味わうことのできる至高の楽曲。アルバム曲もすべてよかったのですが、ここはやはりアルバムの根幹でもある本曲を選曲しました。

 

 

6「LOVE DIVE」 IVE

youtu.be

 

前述した「ELEVEN」にハマったのが大体2022年3月ごろ。待ちに待った彼女たちのカムバックは割と早く訪れました。

どんなアーティストでも漫画でもドラマでも2本目が重要、1本目は売れて当たり前ってバクマンでも言ってました。デビュー作がヒットしたことにより、2作目もより良いものでなければならないという本人たちもファンにとってもプレッシャーだった初カムバ。本当に素晴らしい楽曲でした。結果的に素晴らしいどころの騒ぎには収まらず、LOVE DIVEはIVEたちに色々な功績を運んでくれた楽曲になりました。

IVEの楽曲はデビュー作からこの後でた「After Like」も一貫して自己愛を歌っていて、彼女たちの表情から自信というのが垣間見える素晴らしいグループだし楽曲です。

あとこの曲でウォニョン、ユジン以外のメンバーにもかなり注目が集まった楽曲でもあると思います。そういった意味でもIVEにとてもいい作用を巻き起こした1曲です。

本曲は本当に展開が目まぐるしく、サビがどこなのか探していたらいつの間にか終わります。本当に楽曲尺が短いのもそうなんですが、本当に一瞬です。

静かに始まったイントロからAメロ、サビ前ではぐっとトーンダウンして一気に洋楽っぽくなります。そしてほぼウーウーしか言っていないサビ。

歌詞ももちろん大切ですが、メロディーの強さというのを感じた1曲でした。

メンバーたちの個性も、スタイリングのMVの世界観もすべて可愛くてファビュラスで最高!

叶うなら、ハイツインテールのウォニョンちゃんを音楽番組で見たかったです…!

 

ちなみにLOVE DIVEカップリングの「ROYAL」もつよつよの女になれる呪文みたいな曲なのでぜひ…!

 

7「grace」 藤井風

youtu.be

 

もうね、すんごいのヒーリング効果が。

これ聞いていると自分がくよくよしていることも全部消えちゃうような、いや風になっちゃうようなそんな気分になれる。

別にキラキラとした音は入っていないのに、この曲はキラキラと輝いて聞こえる。

くすんだ世界が少しだけぱっと明るくなる、元気になるとかいうわけじゃないんだけどもすべてを肯定してくれるような、そんな曲。

藤井風の優しく包み込むような歌声も、風が優しく頬を撫でるようなインストも、そのすべてに抱きしめられているような感覚になって溶けちゃいそうになる…

これは言葉で表現するよりとりあえず感じてほしい1曲。

 

 

8「Emerald」 なにわ男子

youtu.be

 

ここでようやくジャニーズソング…全然ジャニーズ聞いてないのがバレてしまう…

この曲は視聴で聞いたのと結構違う印象を抱いて、コンサートで聞いて感動したのでリストインしました。

楽曲としてとても優れているかと言われると正直微妙。歌詞はよくあるラブソングともファンとの思い出、約束ソングとも受け取れるジャニーズではあるあるな楽曲です。

だから視聴でこの曲を聞いた時はまたこういうよくある感じねと斜に構えていたんですが、落ちサビの西畑大吾さんの歌声にやられてしまった。結局。

 

涙になるその手前で 僕の笑顔 君に届け

暗闇でも見つけられる 星になるから 約束だ

 

ここでおめおめと泣いた。

こういう曲調、荘厳っぽいストリングス!ハープの音色が美しい!踊らずマイク1本しっとり歌のみ!ファンとアイドルだけの空間、これ絶対ラストで歌うやつ!みたいな曲ってジャニーズに続く伝統文化だと思うんですよ。ジャニーズ以外の男性アイドル推したこと無いからわかんないけど、こういう楽曲を恥ずかしげもなく歌えてそれに感動できるのってジャニーズならではだなって。

 

ファンの手を握って離さないよと優しく語りかけてくるようなこの曲がとても大好きです。

なにわ男子さんデビュー1周年おめでとうございます。

 

 

9「マスカラ-Emotional Afrobeats Remix-」

「PARTY PEAPLE」

 SixTONES

SixTONES – マスカラ -Emotional Afrobeats Remix- VJ Movie - YouTube

SixTONES – PARTY PEOPLE - YouTube

 

ストはまとめての紹介にします。

ただ先に本当にすみません、厳密にはマスカラ自体は2021年の楽曲なのに、しかも2021年ベストにも入れたのにすみません…

でも本当に新生マスカラで最高なんですよ…

原曲は常田節が色濃く出ているもちろん最高の1曲なんですけど、リミックス大好物女はどうにもこのマスカラアレンジが好きすぎてたまらないです。

全体的に原曲の使い方うまくて最高なのですが、中でもラストのアレンジが最高です。

いったん楽曲を締めて静かになった直後始まるアウトロ、何度痺れたことか。

 

パリピは「夏×SixTONES」これが楽しくないわけがない。

そういう曲、令和によみがえるイケない太陽、みんなもうすきでしょう???

この夏のテーマソング、めっちゃ聞いた、良すぎ、以上。

 

10「新世界」 ウタ

【Ado】新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED) - YouTube

 

ワンピースの映画も見ていないしなんならワンピースは空島まで読んで挫折しておりますが、ここは中田ヤスタカのオタクとして言わせてください。

 

中田ヤスタカの才能底なし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

キャッチ―なメロディー作らせたらもう国内では右に出る人いないと思ってます。

本当にその才能にひれ伏しました、一生ついていきます。

どうかまたジャニーズに楽曲提供してください、お願いします。

 

11「Attention」

 「Hype Boy」 New Jeans

youtu.

 youtu.be

 

 

ここ数年韓国芸能事務所であるHYBEはまさにバブルそのもので景気が良すぎる。BTSを筆頭にボーイズもガールズもHYBEの独特の世界観を持ったグループが多く生まれた1年で、第四世代と呼ばれるIVE、LE SSERAFIM、NMIXX、Kep1erこれでもう第四世代は出そろったであろうと思われたその頃彗星のごとく現れた謎多きグループみたいな印象でした、初めは・・・ 蓋を開けてみれば第四世代でもたちまち本国人気を我が物にしたのがNew Jeansでしょう。

デビュー曲である本曲は彼女たちのスタイリング、曲、MVすべてから漂ってくる「JKの放課後を覗き見ているかのような感覚」が本当に魅力的です。

ずっとさわやかで眩くて汚れているところなんて一つも無くて、誰にでも分け隔てなく接するクラスの人気者New Jeans…

今年1番ダンスチャレンジされたであろう「Hype Boy」はメンバー同士で向き合ったり、顔を見合わせたりと誰かと一緒に踊ると言う事にも非常に長けた振り付け。

太陽を一身に浴びてのびのびと踊る開放的なMVが印象的で何度も見てしまいます。

 

ここまで書いておいて今更消したりしませんが新曲「Ditto」が優勝です。

あれに勝るものはありません…

 

12「Subtitle」 Official髭男dism

Official髭男dism - Subtitle [Official Video] - YouTube

 

髭男って引き出し多すぎてびっくりする…。底抜けに明るい曲もどバラードもミディアムバラードも全部良いんだもの…毎回新しくて本当に驚かされてしまう。

髭男の曲で「Rowan」って曲があるんですけど、それも本曲に似ていてミディアムバラードっぽいんですよね…髭男はミディアムバラードこそ良いです…

ドラマの大ヒットに伴い、曲も大ヒットしましたが本当に主題歌が優勝すぎた。

主題歌としての役割をこんなに全うしている曲は他にないです。

曲がかかっただけで泣さらに泣けるというのもそうですし、どこの歌詞を取ってもドラマの様々なシーンが思い浮かぶ、これこそ主題歌のあるべき姿だと思います。

曲が先行しすぎてもいけないし、主題歌の印象がうすくなりすぎてもいけないし、難しい距離感だと思いますが絶妙にドラマと主題歌の相性が良すぎました。

 

「言葉はまるで雪の結晶」

 

このフレーズから始まるサビ本当に素敵な歌詞のオンパレードなんですけど、ドラマを見ているとまた違った景色が見えてくる歌詞になるの本当にすごい、すごすぎる。

ドラマも主題歌も大成功。非の打ち所のない曲です!

 

 

番外編1 

「アニメ チェンソーマン楽曲大賞」

毎週神曲EDを更新してきたアニメ チェンソーマンの個人的お気に入り曲を発表します

2022年ベストソング入りは間違いないのですが、細かく紹介するのめんどくさくなったので一気にまとめておく。

 

「KICK BACK」 米津玄師

言わずもがな。

 

「CHAINSAW BLOOD」 Vaundy

かなりチェンソーマンっぽい曲(当たり前)

 

「ちゅ、多様性。」 ano

相対性理論みのあるげろちゅーソングで天才

 

「DOGLAMD」 PEOPLE1

一番好きだった、疾走感最高。

 

番外編2

「その他 今年のベストソング」

 

恋風邪に乗せて」 Vaund

イントロで心つかまれる

 

「28Reasons」 SEULGI

ただただスルギかっこいいの感情になる…

 

「Nxde」 (G)I-DLE

つよつよの女になれるやつ

 

「わたし」SixTONES

静かなるスト、サビ前の無音がたまらない

 

「LOUDER」SixTONESジェシー×森本慎太郎

慎太郎とジェシーのダンスバトル曲

 

「Dawn」SixTONES

アルバム曲で一番好きだけど本当にコンサートの演出納得いかないから許してない

 

「Shut Down」BLACK PINK

ガチかっこいい女たち

 

「堕天」Creepy Nuts

ラップとポップスの架け橋、絶妙

 

「CASE143」Stray Kids

中毒性ある、ジャニーズ好きな人絶対好き

 

「Generation」tripleS

サビの中毒性やばい、気づいたら口ずさんでる

 

 

おわりに

2022年も本当に最高の楽曲に恵まれた1年になりました!

2023年もK-POPはますます盛り上がるでしょうし、各グループのカムバが今から楽しみ!SixTONESのアルバムも発売になりますし注目の楽曲だらけです。

今年も色んな歌に救われて、日々の生活に彩りを与えてくれました、本当にありがとう!

今回上げた曲は基本的にほとんどがYoutubeでMVが上がっていて見れる・聞ける曲なので気になったら聞いてみてほしいです本当に…!

個性豊かで素敵な楽曲に来年も出会えますように!!

 

地獄脚本の連続~ドラマ「silent」1、2、3話感想~

ドラマ「silent」がしんどすぎる件

 

10/21(金)、まだ仕事を続ける同僚を背に会社をそそくさと後にする。

世間は華の金曜日だというのにどこに遊び歩くわけでもなく寄り道もせず(今日に限ってはタワレコにIVEのCD買いに行った)帰路についたのは他でもないドラマ「silent」をいち早く見たくてたまらないからだ。

ドラマは基本的にリアタイせず、録りためて一気に見る派の私にとって翌日が休みの金曜こそ何も気にせずドラマを見ることのできる最高の日だった。

どれだけ泣いて目がぱんぱんに腫れてアイメイクが死んだってどうせ明日は休日なのだからどうなったっていいんだ。そう思うと涙に歯止めがかからなくなる、私ってこんなに泣けるんだ?ってくらいに際限なく泣いてしまう。

 

もちろん「恋愛」がこの作品の題材になっているので、切なくも胸きゅんのようなシーンもあるんですが、胸きゅんどころではなくしんどいシーンしかないので消化しきれないです。ということでもう一方的にしんどすぎシーンを語らせてください。

 

#1「本気で愛した彼は音のない世界で生きていた」

 

一目見ただけでこんなにもの悲しいタイトルがありますか??

耳の聞こえない方と人間模様を描いたドラマってもう出切ってるだろうし、過去のドラマには今も愛されているほどの傑作があると思います。「愛していると言ってくれ」、「オレンジデイズ」などの傑作から、最近も「ファイトソング」とかいう1話しか最高じゃなかったあのドラマなど…様々あるので目新しさというのは正直もう無いというか、同一の題材で差別化をはかるのは難しいと思うんですよね。

ただこれらのすべてのドラマを見て私たちは「作中の登場人物たちが自分の思いを必死に伝えようとする姿」に心打たれるのだと思います。

ストーリーはさておいても手話や表情をめいいっぱい用いて、気持ちを伝えようともがく姿が、私たちの心を動かす要因の一つなのではないかと思います。

 

1話は何といってもラストシーンじゃないでしょうか、でもこのドラマ今のところ毎話ラストシーンで大号泣にもっていくので語りたいのがことごとくラストばかりです。

高校時代付き合っていた紬と想は偶然駅で再会する。紬は8年ぶりの再会に心躍り、楽しげに声をかけるも想は紬を見るなり逃げ出してしまう。

何度声をかけても想は振り向かない、もうこのシーンだけでだいぶしんどい。だってもうこの先には悲しい現実を突きつけられる展開しか待ってないのもう誰が見ても分かるから。

連絡先教えて、今度話そう。そう言ってもずっと浮かない表情の想を見かねて

「そんなに私と話したくない?」

そうすると想はおもむろに手を動かし始める、それが手話だということは誰でもわかる。でも紬の知っている想が、自分の本気で愛していた人が手話を用いて会話をしていることが頭の中で受け入れられない。あの時の想と結びつかなくて困惑してしまう。

手話をし始める時の想の「どうしようかな…伝わらないんだろうな」という一瞬ためらう表情がなんともせつない。きっとこういう経験が伝えたくても伝わらない経験をたくさんしてきたんだろうなと悲しくなる。

そして手話でどうして別れたのか、どうして他を拒絶していたのかを説明する。本当に苦しそうに説明する。そんなこと自分で説明したくないよね、病気になった自分が一番つらくて苦しいんだろうなと、もうこの時点でだいぶ涙止まらなくなってる。

 

「いつか電話もできなくなるし、一緒に音楽も聴けない」

 

耳が聞こえないということはそういうこと、理屈では分かってるけどだんだん声が聞こえなくなる恐怖が伝わってくる。

想の部屋、ベッドの下に置いてあるCDともぬけの殻になったCDラック、使わなくなったスピーカー、悲しげにCDを抱える想の母。それだけで悲しさを表現できる映像の撮り方がうますぎる。

音楽に携わる仕事がしたいとタワレコではたらいている紬、音の聞こえない世界で生きている想。本当になんていう皮肉なんだろう。

 

「うるさい お前うるさいんだよ」

 

冒頭に戻って雪の降った日の二人、雪の日独特の静かな世界と明るく元気な紬に向かって冗談で言って「青羽うるさい!」が悲しいことにリンクする。

紬が「静かだね」と言ったしんとした音のない世界を、想は生きているのだった。

 

他にも湊斗と先生との居酒屋でのシーンも悲しかった、彼はまだ友達の病気を受け入れられないんだろうな。叶うならばまた想と“声”で会話をしたいんだろうな。

それはきっと想も同じかそれ以上だと思うと悲しくてたまらない。

 

#2「好きになれてよかった・・・そう思いたい」

 

タイトルしんどいパート2です。

2話ももう全部のシーンがしんどいんですけど、今回は想にフォーカスを当ててモノローグもすべて想が語っており、想の病気が発覚してから別れるに至るまでが映されます。

私は親じゃないから気持ちが100%は理解できないけれど、子供に病気が発覚してしかもそれがこの先一生付き合っていくことになるものだと発覚して一人涙するシーンってもう何万回見たかわかんないのに毎回しんどくなってしまう。

 

病気が発覚してからというも紬の電話に出られない想、電話が好きで1話で想の声が好きだったと語った紬のことを考えると頭かきむしっちゃうほどしんどい。

公園に呼んで、「名前を呼んで」とお願いするシーン。紬からすれば苗字にくん付けじゃなくてお互いに名前で呼び合う段階に?なんてもしかしたら胸中は浮かれていたかもしれない。すごくかわいい、大学生だもん、可愛い。

でもそんなんじゃなかった、ぜんっぜん違った。もっと重たくて、想はこの先この声だけを頼りに生きていくのかもしれないと思うと髪の毛をむしり取りたくなるくらいにはしんどかった。「想くん」を聞いた想の満足そうで切なそうな表情なかなか見れない。

愛おしくてたまらない「想くん」がこれから先聞けなくなる未来が必ず待ち構えているという悲しすぎる現実。

音のない想の世界で、まだ紬の声は響いているでしょうか。

 

すんごく細かい演出なんですけど、想と奈々が手話で会話をしているシーンにはまったくBGMが控えめなところとか、生活音すらあまり聞こえないように意図的に演出されています。

二人が普段生活しているのはこのように音のない世界なのかと没入できるようになっていてとても素晴らしいと思いました。

静かだからこそ耳を澄ましてしまう、探せどもそこに音なんてないのに。

 

手話教室でのワンシーン

先生「初めから無いのと元からあるものがなくなるのは違う」とか「はじめから出会わなければよかったって思いませんか?」とかそれに対する紬の返答が明るすぎて焼き殺されそうでした。

「好きになれてよかったって思います、そう思いたいです」

まぶしすぎる…このシーン先生と紬の対比がえぐすぎて怖いくらいですけど、如実に二人の人間性が現れててめちゃくちゃ好きなシーンです。

 

手話教室に通った成果がついに想の前で発揮できるシーンも本当に名シーン。全部文字に起こしたいくらいには名シーン名セリフしかない。

少しつたない手つきで手話をしてちょっとどや顔な紬もとってもかわいいし、手話を覚えてきてくれた紬に対して見せた想の笑顔も、ようやくこのドラマの中で少し緊張がほぐれた和やかなシーンでした…

普段当たり前のように声を通して私たちは会話をしているから薄れているけれど、伝えたいことが伝わった喜びそれを実感できる体験それこそがすばらしいと感じた(小並みすぎる感想)

病気のことを何も言わずに黙っていたのも、別れを告げたのも「悲しませたくなかった、病気のことを知ったらそうやって泣くの分かってたから」と言うどこまでも優しすぎる想…

極めつけは「今は、青羽のこと泣かせない優しい人がいるの?」ですよ信じられますか???いい奴すぎて怒り湧いてきそうなくらい優しい人なんですよ、信じられないくらいに。

「(彼氏が)いるよ、今度会ってよ」という紬に対して「え~」っていうリアクションを想がとるんですけど、実際にえ~の声が聞こえてきそうな演技…君こんな年相応みたいな顔もできるんだね、よかった安心した…っていう本当に目黒蓮さんの演技が光るシーン

そしてここで流れる「subtite」

『凍り付いた心には太陽を そして僕が君にとってそのポジションを』

あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~むりしんど…

ここまで頑張ってあんまり感情を出しすぎないように書いてたけどもう無理。ここ最近見てたドラマでは主題歌の入りがダントツに良い最高。

ドラマ主題歌の入るタイミングオタクなのでここが本当に重要で。ここ数年だと「MIU404」の主題歌、米津玄師の「感電」の入るタイミングが毎回神がかってたんですけど、それ並みに良いですね…

『凍り付いた心(想)には太陽(紬)を』なんですよ完璧に…何食ったらこんな歌詞を思いつくんだよ本当にありがとう、「subtitle」をこの世に生み出してくれて…

と思ってたら踏切で想と紬が話ているところを湊斗に見られてぶつっと嫌な感じで曲が途切れる…

終わりのはじまり———

 

#3「今はもう、好きじゃない…今好きなのは…」

しょっぱな、もうしょっぱなで心えぐられた

「あんま興味なかったけど青羽が好きっていうから見た映画、人が恋に落ちる瞬間を初めて見てしまったってなんだそれって思ってたけど、そっかこれか。こういう感じか」

いやハチクロ~~~~~~作中でこのセリフを言ったのは真山だけど湊斗のポジションはどう考えても竹本くんじゃん。きっついわこんなの…当て馬力がどんどん上がっていく…

 

今回は湊斗に焦点を当てたお話、毎回ちゃんといろんな視点で見れるのにドラマ全体にまとまりがあって、すごいなと思っています。それぞれの悲しみや葛藤があって、それがどれもやっぱり様々で興味深くて、どの登場人物にも共感できる部分があってだから視聴者の心も揺らいでつらい。うまくできてるなあと思います。

 

こんなさ、仕事でずたぼろに弱ってる時に意味わからんくらい自分を甘やかしてくれる面の良い(重要)男がいたらいくらでも甘えてしまう…

でもこうして愛おしい日々を見るたびに、想はこの時も一人寂しくすごしていたのかもれないなと思うとまた虚しくなってしまうこのドラマの憎い部分です。

 

誰かを思い出したかのように音楽に携わりたいと言った紬、その誰かが誰なのかちゃんとわかっている湊斗が悲しい。

振り返るはずのない想の背中に声をかける湊斗が悲しい。

紬が前を向きすぎているから、私もそれに引っ張られちゃってたんですけど友達の病気をそう簡単に受け入れられないというのもそりゃそうだよねと言う話。

紬はきっと、湊斗から手話教室のチラシをもらわなくても手話教室に行っていたんじゃないかなと思う。

耳が聞こえない想→手話をしている→話せないでも話したい→なら手話を私が覚えればいいんだ!という思考には割とすぐ紬ならたどり着きそうな気がする。

そういう風に無理やりにでも前を向く紬に対して、やはり現実を受け入れられずにいる湊斗。心のどこかで間違いであってほしい、またもう一度あの頃のように戻りたい。そう思うのはごく自然で、私もそうなってしまうかもしれないなと思わせられます。

 

ここでようやく心に余裕が生まれたので想の胸きゅんポイント「仕事終わるの待ってていい?」

はあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~嫌です待たせねえ!!!!!!!!!!!!こんな顔で待ってていい?なんていわれたら秒で仕事終わらせる。持ってるごみもそのまま持って帰って、あのいけすかねえバイトに渡して強制的にごみ捨てさせてタイムカード切る、勤務時間1時間ほど残して早退。

 

今はもう好きじゃない、私が好きなのは湊斗

おいおい盛大な前フリか???って煽ってられたのも本当に数秒だけだった。

「湊斗って呼んでるんだね」

もうやめてください煽った私が悪かったですすみませんでした。落差すごいからこんなしんどい気持ちにさせないでお願いだから。

自分の耳が聞こえなくなる前に、心の小部屋にそっと紬の声を閉じ込めてその一声をずっと大事に生きてきたけど、湊斗はもう何回も何回だって湊斗って呼ばれている。

愛する人の声が聞こえることが当たり前じゃないことを、名前を呼んで呼ばれてというリレーの特別さ、尊さを誰より知っているのにもう想の耳に届くことのない行き場をなくした声。考えれば考えるほどに虚しくて平行線をたどっちゃう…考えはまとまらない

これもまためちゃくちゃ細かいことだけど、家族の前でしか声は出さないという想がようやくしゃべるシーン。妹ちゃんに話しかける前に一つ咳払いをして整えるのがなんかかわいらしかったです…久しぶりに声を出すのか、少し緊張気味に声を出しているところが素敵でした…!

 

そして3話の肝となる湊斗と想がしっかり対面で出会うシーン

部屋入る前からもう既に不穏だったもんな…これからまたしんどいシーン来る…って身構えちゃうもん

 

想の後ろで椅子に腰かけて想に呼びかける湊斗、その声は届かず虚しく独り言へと化してしまう。

「なんで言ってくれなかったの?」

これに尽きるんだろうな~湊斗の気持ちは。紬のこととかいろいろ思うことはあるんだろうけど、友達が病気のことを自分に黙っていなくなってしまったっていうその部分が大きく傷になってたんだろうな。ちゃんと伝わってほしい、湊斗の思いもちゃんと想に伝わってほしい。紬と想がかつての思いを通わせあえたように、きっと湊斗にもできるはず。

 

てかこれドラマ見返しながら書いてるんだけど、今号泣して止まってたやばい。

 

そして第3話も主題歌の入り方が最高でした、更新してきた2話の良さを…

 

「凍り付いた心には太陽を」そして「僕が君にとってそのポジションを」そんなだいぶ傲慢な思い込みをこじらせてたんだよ

 

ここまでがかなり湊斗視点っぽく感じますよね。凍り付いた心は言わずもがな想の心、太陽というのはこの場合だと湊斗と想の友情というか高校時代青春を共にした仲間的なイメージ。そしてその太陽には自分もなれるんじゃないか、なにかできることがあったんじゃないかと思う湊斗。だいぶ傲慢な思い込みをこじらせてたんだよ……嗚呼救いようがなさすぎる、誰か助けてくれ。

 

高校時代にも同じように後ろから湊斗が声をかけてその時はそれに“わざと”気づかないふりをして前を歩いている想。そんなことがあったから、またあの頃のように振り向いてくれるんじゃないかって、冗談だよって笑ってくれるんじゃないかって…もう名演すぎて…悲しくてたまらない。誰も悪くないから、この悲しさをぶつけられる相手もいないからただただ悲しい。

 

聴覚障害という題材を取り扱っているからか、劇中の音に対するこだわりの強いドラマ、途中でも話した通り、想と奈々のシーンでは極力音を減らして視聴者は無意識に耳を澄ます。劇半も優しくて穏やかなものが多くてとても耳障りがいい。そして何よりも主題歌が素敵です。Official髭男dismの曲だと「Rowan」っていう曲が一番好きだったんですがそれに匹敵する素敵な曲…本当にありがとう「silent」毎週の楽しみが増えましたね

 

はあたまらねえ…この絶望感がうますぎる……

毎週、もっと残酷に現実を突きつけてほしいし毎話気分を徹底的に底まで落ち込ませてほしい…

あと風間俊介が演じる先生の人殺しがバレるのは第何話ですか?

「RIGHT NEXT TO YOU」を愛していると叫びたい

Sexy Zone「RIGHT NEXT TO YOU」を愛していると叫びたい

 

 

突然ですがみなさんは2021年にリリースされた曲の中で一番聞いた曲ってなんですか?ぜひこの機会に思い出してみてください。

私の好きなSixTONESでもなにわ男子でもPerfumeももちろん名曲ぞろいでたくさん聞いた1年でした。ただその問いに対して私はなんの迷いも無くセクゾの「RIGHT NEXT TO YOU」ですと即答できます。

タイトルの通りです。「RIGHT NEXT TO YOU」(以下ライネク)がYoutubeにて公開されてから今日まで聞かない日は無かった、それくらい私にとって衝撃的で溺愛している曲。

今更なのですが本曲の魅力について、語らせてください。

 

 

1 ライネクの基礎知識、そして私とライネクの出会い

本曲は3/3にリリースしたSexy Zone10周年アニバーサリーアルバム「SZ10TH」に収録されているリード曲。全編英語詞のダンスナンバーである。私はセクゾのオタクではないのでこうして楽曲について調べていて分かったのですが、メンバーで話し合いの末にこの曲をリードにしようと決まったのですか?えっもしかして全員もれなく天才???

アルバムに収録されている他の曲は申し訳ありません、存じ上げませんがこの曲がリード曲に選ばれたのはもはや必然。10周年の彼らの新しい門出にふさわしい、彼らの新たな可能性が詰まった魅力あふれる楽曲です。

アルバムの発売に先駆け2/17にはYoutobeにてYoutubeバージョンが公開される。昨今グループ単体のYoutubeチャンネルを持つグループが増えてきていますが、セクゾはレーベルのチャンネルにそれまでMVなどを投稿していて、手軽にセクゾの曲が聞けるということもあり私はNOTFOUNDを気に入って結構聞いていました。ドラマのバベル九朔も見てたので。このYoutubeという媒体で多くの人がセクゾ楽曲に触れる機会となり、そんな折に私もライネクを聞きその虜となる。

まだライネクを聞いたことがない方はひとまず聞いてください、じゃなきゃ話は始まらない。

 

youtu.be

 

やばいほどかっこよくないですか?いままで抱いていたセクゾやジャニーズのイメージがひっくり返りませんか???そんなやばい曲がこのライネクなんです!!!

 

2 やばい曲ライネク、そのジャンルに迫る

ライネクを聞き終えた私「もしかしてこれってm-floなの?????」

元々m-floとか中田ヤスタカみたいなクラブミュージックみたいな曲が好きでよく聞いていたので、ライネクのジャニーズアイドルらしからぬ革新的なサウンド、それでいて私の耳にとても馴染みのあるこの曲調はなんだ!?となって私はすぐにm-floに行きついたわけなんです。

当初の私はこんな感じでクレジットを特に確認することも無くm-floの☆Takuが作曲しているのだと決めつけていました、それくらい本当に曲の雰囲気が似ているものがあって動揺したものです。

youtu.be

 

 

あと平井堅の「KISS OF LIFE」これにも似た感じがあるなと思っていました、どちらも2000年初頭の楽曲たち。

 

youtu.be

 

どちらの曲もとてもライネクと近似していませんか???もともと音楽大好きでたくさん聞くけれど音楽の専門家では無いし、ジャンルというものについてもざっくりとしか知らないのでこの3曲の共通項を言語化する術がなかった私は「誰かがライネクのやばさに気が付いて何かブログとか書いてないのか?」そう思ってググってみたのです。

するとどうでしょう、もうすでに結構話題になっていたしライネクを評価する声がたくさん上がっていたのです。

様々な音楽ブログを読み漁るうちに見つけた『2ステップ』という音楽ジャンル、これが私のなかで言語化できずにいたライネクのm-floっぽさのカラクリなのでは!?と思いそれはもうまた調べまくりました。読んでみてもこのジャンルについて未だに掴み切れているとは言い難いのですが大変勉強になりました。記事の最後に参考にさせていただいた音楽ブログをいくつか載せておきますので時間と興味のある人は覗いていってください。

 

2ステップとは?

2ステップとは、1990年代後半にイギリスの倉庫で生まれたガラージと呼ばれるダンスミュージックが発祥となっている。ハウスミュージックの4つ打ちに則らず、跳ねるような変則的なリズムパターンが最大の特徴。またパーカッション以外のサウンドをパーカッションのように使用するアプローチが興味を引く。

ざっくりとまとめるとこんな感じらしい…なので2ステップの特徴は大まかに、素人が曲を聞いてなんとなく判別できる範囲で言うならばこの二つがあげられる。

 

  • 規則的な4つ打ちではなく変則的で跳ねるようなリズム
  • ドラムなどのパーカッション以外がその役割を果たすことがある

 

これらの特徴が2ステップというジャンルにあることが分かったので早速ライネクがそうなのかどうか実際に聞いて確かめてみる。

 

  • 規則的な4つ打ちではなく変則的で跳ねるようなリズム

この部分について、イントロは4つ打ち。しかし佐藤勝利くんの歌パート1A(0:17辺り)が始まるとバックグラウンドのリズムがすぐに4つ打ちではなく変則的なリズムに変わっていくのが分かりますか?実際に手拍子を取りながら聞くと分かりやすいのですが、4つ打ちっぽいビートは確かに存在しているのですが、拍の裏に複雑にリズムを刻む音が配置されているのが分かりますでしょうか?しかもそれが一定ではなく、A→B→サビとなるごとにどんどん変化していき、どのパートでも異なるリズムが刻まれています。2ステップの特徴との合致が見られます。

 

  • ドラムなどのパーカッション以外がその役割を果たすことがある

打ち込みのドラムの音で基本的にリズムを取っているこの曲ですが、とりわけピアノでリズムを取っていることが多いのです。基本的にピアノというのはドラムやベースのようにリズムをとることよりもメロディや旋律を際立たせるために用いられることが多いのではないでしょうか。

 

たとえばSexy Zoneの楽曲でお伝えするならば「NOT FOUND」という楽曲。聞いてもらえればわかりますがピアノはあくまでも歌唱がない部分ではメロディ、歌のバックグラウンドではメロディのガイドとしての役割を主に担っている。

しかしライネクではどうでしょうか、わかりやすい所でいうとまず菊池風磨くんのラップ部分(0:30辺り)。この部分から突然ビートであるドラム、ベースの音よりもピアノが大きくなるのが分かりますか?ここは完全に歌声のガイドでもメロディ部分でもない、ドラムと合わせてピアノがリズム隊になっているのです。

サビ部分(1:00)はもっと特徴的で音数をぐっと減らし、ベースの音とピアノの音だけつまりリズムの部分だけでサビのインストが出来上がってしまっているのです。サビ前で音数をどんどん増やし、菊池&佐藤と中島&松島のハモリも相まってサビへの高揚感をじわじわと高めたのちにぐっと控えめなサビ。これが心地いいのなんの…!!!!!

普通のEDMっぽい曲だったらサビへの高揚感を高めて高めて、一拍置いて印象的なサビを思いきりぶつけるそんな手法をとることがほとんどのように思います。

しかしライネクは思いっきりサビの部分をこれでもかというほどに音数も最低限にして落ち着かせる。落ちサビって音数が減ることが多いじゃないですか、次の展開で転調したりドラマチックな展開にするためにあえてそうしていると思うんですが、ライネクは1サビでもうそれを使っちゃってるのでラスサビが特段盛り上がるのかと言われるとそうではない。

なんとなくお分かりの通りJPOPでよくみられるA→B→サビ→C→ラスサビのような展開はこの曲にはありません。良くも悪くもどこがサビで、どこがA,Bメロなのかわからない、そういう曲なんです。区切りというものがないからこそ、この曲の持つ流れに身を任せる感じ、音の中に漂っているような感覚に浸ることができます。

この曲はジャニーズらしいキャッチ―なサビや分かりやすくオタクが沸くようなポイントもほとんど無いと言えるでしょう。だからこそ音楽そのもの、後述しますがダンスそのものに集中して見ることができるなんとも挑戦的な楽曲であると言えます。そこがまず好きなポイントです。

この曲に出会わなければ「私ってこういう曲が好きで、こういった曲は2ステップと言うジャンルなんだ」ということに気が付くことができませんでした。ありがとうセクゾ!!!!!

 

他にも2ステップと定義されている曲を見つけることができましたのでぜひ聞いてみてください~

TWICE "Feel Special" M/V - YouTube

m-flo / prism - YouTube

NEWTOWN - YouTube

 

3 MVの美しさたるや

真っ白い壁にコンクリの床、ピンクと水色に淡く色づいた三角形のオブジェ。その真ん中にまぶしいほどの黄色を纏った顔の良い男たち…これだけあれば他に何もいらない……

これほどに真っ黄色なお洋服なかなか着こなせないし初見の時に「PerfumeDream Fighterじゃん!」と思ったんですけど似てますよね???なんていうのかなからし色みたいな衣装が、似てませんか?Perfumeのほうが若干渋い色をしてますが…

 

youtu.be

 

ダンスパートとは打って変わって少しアジアンテイストな撮影場所にスタイリング。このパートは全体的に色彩が暗めに作られているのでダンスパートとのコントラストがすごく楽しい一曲。聞いても楽しいし、見ても楽しい…。さわやかな楽曲なんですが、彼らの色っぽい部分を存分に引き立たせる撮影に仕上がっているなという印象をうけました。MVの色彩からも春らしさやポップでさわやかな印象と少しダークで色っぽいかっこよさの同居する不思議で魅力的なMVです。

でもジャニーズのMVなので一番大事なのはその美麗なお顔をいかにうまく映せているかだと思います。その点においてもこのMVは最高です、セクゾってどこをどう撮っても全員もれなくイケメンで王道なんですよね…それを遺憾なく発揮できてると思います。MVに関してはもうメンバーの顔がとにかく良いという点しか取り上げられない、ダンスも見どころだけどやっぱりオタクだから顔見ちゃうもんな

 

最後に

これは他担から見たセクゾ論的になってしまうのですが、彼らのお顔って全員整っているのはもちろんなのですが全員が“万人受けするイケメン”なんですよね、癖が無くて誰しもがイケメンだよねと認めることのできるビジュアル。それを持っているか、いないかってジャニーズのいろいろなグループたちが目指すところである“国民的”になりうる最低条件な気がしていて、それを持っているのがこのグループだと思うんですよ。

しかも全員20代前半から後半なのにも関わらず10周年というキャリアを持っている。正直自軍(SixTONES)に国民的の王冠は重過ぎて、彼らには気楽に好きな音楽をやっていてほしいので、その座に就けるとは思っていません。国民的の座に就くのはセクゾだと提唱していきたいのです。ライネクという新たなステージはセクゾの国民的への道筋の大きな一歩になることと思います。ライネク公開から1年近く経とうとしていますが、もっとこの曲が評価されることを願います!!!!!みなさん何度でもライネク見てください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

youtu.be

 

参考にしたブログ

jbsgroove.com

 

奇跡なんかいらない~なにわ男子デビューの先にあるめくるめくSTAGEへ~

 

まずはなにわ男子メジャーデビューおめでとうございます、本当に本当におめでとうございます。

少しばかり前のことになるけれど2019年8月8日、東京ドームでスノストのデビュー発表を聞いた瞬間、大吾くんのことをどんな顔をして見たらいいか分からなかった。SixTONES森本慎太郎くんも応援している私はスノスト同時デビューの報せを聞いて、嬉しい気持ちはもちろんあった。だって彼らの愛する最高にかっこよくて素敵な音楽がもっと広い世界に羽ばたいていけるということを本当に心待ちにしていたから。

でもやっぱり大吾くんがいるこの会場で「ストデビューやった!嬉しい!」と素直に手放しで喜べなかった、悔しい思いの方が強かった。なにわ男子というグループとしてはそりゃあスノストに比べれば活動歴も短いし、あの時はまだ単独公演もしたことがなかった。だからスノストがデビューできてなにわができなかったことは「そりゃそうだろ」と納得していた反面、あの時の私は関西から飛び立つメンバーを何人も送り出してきて、最後に残った向井康二くんをも送り出すことになり、やはりあの時はスノストを祝福するよりも先に関西を背負って立つ二人、背中合わせでずっと戦ってきた戦友みたいな康ちゃんを見送る大吾くんの気持ちの方に寄り添ってしまった。

ジャニーズJrが日々痛感するデビューできる人、できない人、選ばれた人、選ばれなかった人、その選別があのコンサートには確かに存在していた。その場でまざまざと見せつけられたそれを、私はまだ理解したくなかった。大吾くん含めなにわ男子のメンバーが「選ばれなかった」のだと理解することを脳が拒んでいた。だから悔しかったし、涙があふれた。ダイヤモンドスマイルを歌う大吾くんの何かを言いたげに、しかし胸の内にぐっと堪えて秘めている笑顔が今も私の脳裏に焼き付いて離れないままだ。恨みがましいオタクだからまだあの日のことを忘れられないし、多分この先ももう少しは根に持つかもしれない笑

 

思い出話はこのあたりにして…オタクの間ではなんとなく、なんとなくだけど7/28(なにわの日)になにかしらの発表おおよそデビュー発表があるのではないかとまことしやかにささやかれていました。それを期待せざるを得ないほどに最近のなにわ男子は露出量も人気も申し分なかった。確実にデビューへの一歩を進んでいる、そう誰もが思っていた。だからこそのなにわ(7/28)の日なんていう記念すべき日に何かしらの発表が…と勘ぐってしまっていた。しかし私はスト担も兼任しているので、どうしても2019年5月1日令和初日、大阪城ホール結成日公演の日にデビュー発表にたどり着けなかったSixTONESのことが忘れられなくて、あの日のことがあったから期待することを避けてきました。だってあんなにお誂え向きな日があったとしても、どれだけ期待してもなにも起こらないこともあるから。あの時の彼らの悔しそうな表情は今でも忘れられない。まあこの件の真相は闇の中ですしそれを掘り起こしてどうこう議論しようという気はさらさらありませんが!

 

正直デビューや大きい仕事の発表の期待値は2割くらい!特に何の発表もなかった時落ち込んじゃうので「まあどうせまだ何もないでしょ~」くらいの気持ちで28日のコンサートに挑みました、MCコーナーが始まるまでは…

公式インスタ解説、グループ単独YouTubeそして流れる心臓音――この発表の流れ、8.8でと全く同じすぎて再放送かと思った、でもあの時とは違ってメンバーは何も知ら無さそうだし、それにこっちもめっちゃドキドキしてた、もう残す発表はデビューしかないでしょ。私の頭の中で京本大我さんが「もしかして…デビュー?」ってすとちゅーぶでお決まりのセリフを囁いてた。メンバーみんなも聞いたこともないお仕事に戸惑いの表情、私も多分同じような表情で見守っていました。あの場にいた全員、YouTubeで配信を見ていた人全員がデビューを確信したと思う。そしていざそのデビューが発表されてなにわ男子のメンバー全員が泣き崩れている光景、ちゃんと見たはずなんですけど私も泣き崩れちゃって全く覚えてない。

 

今日に至るまで何度も大吾くんの涙を見てきた、それはいつ見ても毎度毎度悔し涙だったと思う。なにわ男子が結成された当初の大吾くんはやっぱりまだ関西のトップで小さな世界の頂点に君臨する王様でお山の大将だったのかもしれない。大倉くんに「大吾は井の中の蛙だからもっと世界を知った方がいい」と言われてそれがとても心に残っているという話をよくしていた大吾くん。その一言で彼は気が付いてしまったんでしょうね、関西ジャニーズJr  という組織に還元できるようにと立ち回っていた彼の働きが彼自身を制限し、自らの首を絞めていたことに。

正直私は彼の大切なホームを、組織を守るため自らが広告塔となり自分をきっかけに自分の後ろに存在する数多のJrにも目を向けてもらえるよう必死に外部の仕事をこなし、センターを張っていた彼が好きだった。東京Jrに異様なまでのコンプレックスを抱き、一言目には自分ではなく「関西ジャニーズJrをどうかよろしくお願いします」、二言目には「東京Jrに負けないぞ」という彼の痛々しいまでの反骨精神が大好きで、愛していたんだよ。

 

2018年のなにわ男子結成当初くらいの大吾くんはやっぱりまだ上記のような気持ちが抜けていなかったし、何よりも大吾くんのセンターという立ち位置がその思いを加速させたのかな、とも思う。グループを組んだはいいもののまだ心のどこかでというか大部分で「自分が引っ張らなきゃ」という意志の元に動いていたのだと思います。それを大倉くんの一言が徐々に変えた、それくらい結構大きいポイントだったんじゃないかなと思っている。

2019年あけおめコンの「My Dreams」歌唱後のこの世のすべてを恨んでる、燃やしてやるみたいな顔(オタクの思い込みかもしれない)は今でも忘れられないし、怖すぎて夢に見ることもあったよ。そんな顔が好きだったよ!!!!

 

でもあの時7/28の横浜アリーナで見た泣き顔が本当にうれしそうで。私はこの人の人生が努力が、苦しみが、悲しみが報われる瞬間をこんなにも渇望していたのかと、溢れて溢れて止まらない自分の涙でようやく気が付いた。私の悪い癖なんですが西畑君の“境遇”そしてそこからくるあの身内贔屓とねじ曲がった性格とコンプレックス、それらを愛していた節があったので、いざデビューとなって自分がどういう気持ちになるのか想像がつかなかった。なにわ男子という居場所を見つけて安堵して徐々に牙の抜け落ちていく最近の大吾くんを見ていて少しだけ2017年くらいの映像見て無理やりモチベ上げたりしてたから、デビューしたら大吾くんのこと飽きちゃうかもな、なんて大変失礼なことを思ったりしてた。デビューして離れるオタク、なんていうのはよく聞く話だしとぼんやり考えていた。

いざデビュー発表の場に立ち会えて考えたことと言えば、心の底からの祝福だった。普段から不幸に見舞われる自担が好き!!!!と大手を振って発言していますがやっぱり私も普通のそこらへんのオタクと同じで彼の成功を願ってたし、彼が報われて嗚咽するほどにはうれしかったんですよ。(あとで一緒に入った友人にあそこらへん一帯で一番うるさく泣いてたと言われてガチ反省した)私って人のためにこんなに泣けるのかと思った、極端に言えば家族でも友人でもない、でも他人とは言い切れない私たちが一方的に感情を投げかける相手のために、こんなにも涙を流せるものなのかと。

 

youtu.be

 

この動画の7:13くらいの髙地くんのコメント(時間指定してあるので再生すれば該当コメントすぐ見れます)で「西畑大吾が僕たちもすぐ追いつくんで待っててくださいって、そこでもう頑張ろう負けないようにしなきゃなっていうスイッチも入れてくれた」というエピソードが大好きで、本当にストの直属の後輩としてデビュー出来たらすごいなあなんて思ってたら本当にそうなっちゃって、有言実行の男すぎて本当にかっこいい。歌番組でストと並ぶこともあるんだよね、なんだかまだ実感がわかないな…でもとっても楽しみだなあ〜!

 

 

最後に、大吾くんが2020年あけおめコンで「行けるとこまで行きましょう、それが僕たちの夢であり、皆さんの夢だと思っています」と言ってくれたことをよく思い出す。彼の行きつく先とはどこだろう、メジャーデビューという夢をかなえてくれた大吾くん、私が次にあなたに夢見る先は大吾くんが日本アカデミー賞主演男優賞を受賞することです。演技仕事を頑張ってきた自担のそんなところ見てみたすぎるよなあ〜!あ、でも文章を書くことも堪能だと思うから雑誌でエッセイの連載もやってほしいな、ソロ曲も聞いてみたいし欲を言えばソロコンも見てみたいし。二宮君とダブル主演映画かドラマなんていうのも夢があっていいなあと思う。

彼ら自身が未来に対する希望溢れるように、私も西畑くんとなにわ男子の未来に希望しか抱いてない。これからも西畑大吾くんの人生がどうなっていくのか、その果てしない未来を見守らせてください。